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【米国ETF】全銘柄の売買手数料無料のネット証券会社Firstradeのホンネ

米国株|売買手数料無料のFirstrade証券のホンネ Firstrade
この記事は約5分で読めます。

こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。

日本の居住者でなくなると、日本の証券会社が使えなくなるとのことで、米国Firstrade証券の口座開設をし、今年の1月から米国で資産運用をしています。

私は、やむを得ず海外の証券口座を利用したのですが、日本の証券会社と比較してみると、手数料や銘柄選定の面でかなり大きなメリットがあることがわかりました。


Firstrade日本の証券会社
売買手数料無料0.495%
※一部買付が無料
取扱銘柄
(米国株&ETF)
全銘柄
株式:約5,200
ETF:約2,000
一部のみ
株式:約3,000
ETF:約300

国内証券会社との比較はこちらの記事をご参照ください

ただ1点腑に落ちなかったのが「手数料無料でやっていけてるのか?」という疑問。その疑問がついに解決したので、Firstradeを検討中の皆様にも共有したいと思います。

この記事では「手数料無料の証券会社って大丈夫なの?」と不安な方向けに、Firstradeが公式に出した見解をご紹介させて頂きます。

【米国ETF】全銘柄の売買手数料無料のネット証券会社Firstrade

まずFirstrade証券の特長を2つ上げるとするならば、

米国ネット証券でも取引手数料無料のメニューが豊富

詳しくはこちらの記事「Firstrade証券の料金表を徹底解説!」で紹介していますが、
“売買手数料の無料化”が進んでいる米国の証券会社の中でも、Firstradeは無料取引の範囲が広いんです。

米国ネット証券でも取引手数料無料のメニューが豊富

外国人(国際)アカウントの作成が可能

米国ネット証券の中でも、外国人でも口座開設出来るものは限られています。

Firstradeの管理画面は英語表記ですが、中国語(繁体字・簡体字)も利用可能で、香港・台湾・中国など中華系の利用者も多いようです。

2020年現在のサポート対象地域は、日本、韓国(南)、マカオ、マレーシア、シンガポール、インド、イスラエル、メキシコ、ニュージーランド、サウジアラビア、アラブ首長国連邦などとなっており、幅広い国々の人に国際アカウントでサービスを提供しています。

※最新のサポート対象地域は、公式サイトでご確認ください。
https://www.firstrade.com/content/en-us/international

米国証券取引委員会(SEC)が導入したCRS(Client Relationship Summary)とは?

2020年7月、米国の証券取引委員会(SEC:The Securities and Exchange Commission)は、お客様とのビジネスをよりよく理解するための情報として、顧客関係の概要(CRS:Client Relationship Summary)を導入。SEC登録のすべての証券会社がCRSを提供するため、業界全体のサービスを比較しやすくなりました。

これにより、今まで謎に包まれていたFirstradeのビジネスモデルを知ることが出来ました。

証券会社と利用者は利益相反

Firstrade証券の「CRS」はこちらでご確認いただけます。

このCRSには、ごく当たり前の基本的なサービス内容について書かれているのですが、
その中にとても興味深い一文があります。

The way we make money creates some conflicts with your interests.
当事務所の稼ぎ方は、お客様の利益と相反するものがあります。

Firstrade「Customer Relationship Summary」

え、それ言っちゃっていいの?

と思っちゃいますが、親切に具体例まで上げてくれています。

We do not receive any incentives on any investments that you make.
当社は、お客様が行った投資に対してインセンティブを受け取ることはありません。

We do not conduct proprietary trading against customer accounts.
当社は、お客様の口座に対して自己勘定取引を行うことはありません。

We receive third-party payments, such as 12b-1 fees from mutual fund companies.
当社は、ミューチュアル・ファンド会社から12b-1手数料などの第三者からの支払いを受けています。

We share interest revenue from the clearing firm on customer credit and margin balances.
当社は、お客様の信用残高や証拠金残高の清算会社からの利息収入を共有しています。

We receive payment for order flow from the clearing firm and market markers, and other third parties through whom Firstrade executes customer orders.
当社は、クリアリング・ファーム、マーケット・マーカー、およびFirstradeが顧客の注文を執行するその他の第三者から、注文の流れに対する支払いを受けています。

Firstrade「Customer Relationship Summary」

最初の2つの例に関しては、客側の利益と相反するものではありませんし、3つ目以降の例に関しても、個人的には売買手数料を無料にしてもらう条件としては、妥当なものだと感じました。

お客様の利益と相反するとは言うものの、むしろ、このような形で利益を確保してくれるのであれば、立派な企業努力じゃないのかなとすら思いました。

まとめ

本日は、2020年7月に発表されたてホヤホヤのFirstrade証券のCRS(Client Relationship Summary)について、ご紹介させて頂きました。

今まで、売買手数料無料の理由が謎すぎて若干の不安もありましたが、ちゃんと取れるところで利益を確保してもらっていることがわかり安心できました。

時間があれば、他の証券会社のCRSものぞきに行ってみたいと思います。

ではまた!

関連|米国ネット証券会社「Firstrade」口座開設の手順

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