こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。
2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。
海外居住者となってしまうと、日本の銀行や証券会社が利用できなくなると知り、居住国によらず無料(条件付き)で口座維持ができるアメリカの銀行口座(旧ユニオンバンク)と証券口座(Firstrade証券)の口座開設しました。
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ユニオンバンク口座開設後に届く「ウェルカムキット」では、基本的に三菱UFJ銀行を利用して、60日以内に口座に入金するように記載があります。
しかし、メインバンク経由の海外送金の手数料が高いので、私は Wise(ワイズ) というサービスを利用して海外送金を行いました。
\この見積もり機能がステキ!/
この記事では、ユニオンバンクの口座維持手数料を回避するために必要な最初の入金作業について解説します。
口座開設後には、大量の資料が届くので、ついつい読むのが後回しにしてしまいがちですが、ユニオンバンク(を含む海外の銀行)には、口座維持手数料なるものが存在します。
せっかく資産を守るためにとった行動で、ムダな手数料を取られてしまっては元も子もないので、スグに作業に取り掛かりましょう!
ユニオンバンク口座開設後にスグにやらねばマズイ事
すぐにやるべき事。それはズバリ口座への”入金”です。
もし口座開設後60日以内に一定額の入金がない場合、口座は解約されてしまいます。
また、一定残高がない場合、毎月で口座維持手数料が発生してしまいます。
- Savings account(利息がつく口座)
- 月次手数料|4ドル
- Checking account(取引用の口座)
- 月次手数料|8 or 10ドル(※明細がオンライン/郵送かにより変動)
手数料の回避条件は、多数ありますが、どれか一つでも満たせばOK!
最も楽ちんなのは、最低残高を入金しておくこと。
口座開設後、1ヶ月以内に最低残高の入金まで終わらせておきましょう!
ユニオンバンクのオンラインバンク開設【10分作業】
まずはこちらの記事を参考にユニオンバンクのオンラインバンクを開設してください。
オンラインバンクを開設すると、パソコンやアプリで残高確認や振込などが行えるようになります。
Wiseで海外送金①&会員登録【10分作業】
残高が見られるようになったら、海外送金をするためのサービス Wise(ワイズ) の会員登録をします。
会員登録に必要なものは以下の2つです。
- 受取人の口座情報(ユニオンバンク)
- 本人確認書類(マイナンバーカード)
※マイナンバーカードがない場合は、マイナンバー通知カードと[ パスポート or 免許証 ]の2点が必要です。
会員登録と言いつつ、海外送金と同時進行で会員登録ができるシステムのため、実際に送金する金額を決めなければなりません。
まずはテストで10,000円ほどに設定して、送金してみましょう。
※ちなみに10,000円の送金の場合、手数料は300円ほどです。安っ!
金額の設定が完了したら、指示に従い必要な情報を入力&提出して下さい。
↓詳細な手順はこちらの記事をご覧ください!
途中、住所確認の項目がありますが「初めて、かつ10万円以内」の送金に限り、確認なしで、そのまま送金が可能です。
平日の送金であれば2営業日ほどで送金が完了するので、ユニオンバンクのオンラインバンクで入金の確認をしましょう。
ユニオンバンクの口座で確認が取れれば、テストOKです!
住所確認【待ち】
住所確認が済むまで2回目の入金ができないので、簡易書留の到着を待ちましょう。
【2分作業】
数日で住所確認の書類が届くので、中央にあるアクティベーションコードを入力して下さい。
Wiseで海外送金②本番【6分作業】
住所確認完了後、口座維持手数料を回避するために必要な金額を入金します。
- Savings account(利息がつく口座)
- 回避条件|月初残高300ドル
- Checking account(取引用の口座)
- 回避条件|平均残高1,500ドル
微妙に条件が違うのですが、、、少し多めに見積もってまずは2,000ドルを送金しましょう。
※テスト入金分(100ドルほど)と合算でもOKです。
ユニオンバンク内で資金移動
【2分作業】
ユニオンバンクのオンラインバンクで入金が確認できたら、資金を振り分けます。
Savings accountに2,000ドルを送金した場合、
Checking accountに1,600ドルを移動し、残り400ドルはそのまま残します。
以上で、ユニオンバンク口座開設後にスグにやらねばマズい作業の完了です。
32分かかっちゃいましたが、、、
ひとまずこれで、ムダなコストの発生は回避することができました。
ユニオンバンク口座開設後の注意事項
ユニオンバンクでは、一定期間取引がない場合、休眠口座とみなされてしまいます。期間についてははっきりと書かれていないのですが、12ヶ月〜18ヶ月と想定されます。
つまり、最低でも年に1回以上使わないと、口座からの引き出しや振り込みができなくなり、最悪、銀行を管轄する州に資金が移管されてしまう場合があるようです。
一応、移管後も返還請求は可能みたいですが、恐らくすごくめんどくさいと思いうので、休眠口座にならないよう年1〜2回の送金をカレンダーに登録しておきましょう!
ユニオンバンクの休眠口座対策
定期送金を利用して、凍結のリスクを抑える方法を考えてみました。
結論 面倒だからこそすぐにやる!
以上「ユニオンバンク口座開設後にスグにやらねばマズイ事」でした。
せっかく手間をかけて作った口座で、余計なコストがかかったり、凍結されてしまったりするのはもったいないので、口座開設後すぐに設定しておきましょう!
ではまた!
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