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SOXXやSMHなどを徹底比較!半導体&5G関連ETFの選び方

半導体&5G関連ETF 業種別ETF
この記事は約11分で読めます。

こんにちは。ぱぱぞん(@nomadkazoku)です。

2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。

海外居住者となってしまうと、日本の銀行や証券会社が利用できなくなると知り、居住国によらず無料(条件付き)で口座維持ができるアメリカの銀行口座(旧ユニオンバンク)と証券口座(Firstrade証券)の口座開設しました。

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2023年 Firstrade証券が全米7位の高評価!!

米国では様々なテーマETFが取引されていますが、その中でも2023年に入り再び高いリターンを提供している半導体関連のETFに注目が集まっています。

ChatGPTやMidJourneyといったAI関連のサービスが大きく普及し、AI分野での活用が期待されることにより、さらなる半導体の需要の拡大が見込まれています。

そこで今回の記事では「半導体」関連ETFと、半導体との関連性が高いとされる「5G」関連ETFを比較してご紹介したいと思います。

※本記事は2023年10月時点での情報です。

米国で人気の 半導体 & 5G 関連ETF4本を比較

まずは4つの半導体&5G関連ETFの主要スペックを純資産総額順に並べて比較してみましょう。

種別銘柄名資産
総額
月平均
出来高
銘柄数経費率分配金
利回り
5年平均
成長率
5年最大
下落率
シャープ
レシオ
直近6ヶ月
資金流入
半導体SOXX8.4B0.9M310.39%0.95%20.9%-40.7%0.74176.7M
半導体SMH9.4B7.5M250.35%N/A22.0%-40.1%0.77826.0M
5GFIVG0.56B0.05M520.30%1.65%6.3%-30.8%0.31-108.8M
5GNXTG0.38B0.01M1010.70%1.65%6.2%-31.5%0.33-56.2M
2023年10月時点

※成長率、下落率、シャープレシオは、PortfolioVisualizer 参照。
※「FIVG」は設定来の成績(約3年)

「SOXX」「SMH」は半導体ETFとして、ともに20年間の歴史を持つ由緒正しきETFです。
一方、「FIVG」は、5G関連ETFとして、ともに設定来、約3年ほどの新進気鋭のETFです。

今回は相関性の高そうな2つのセクターETFについて、それぞれ深堀りしてみたいと思います。

SOXX|iShares PHLX 半導体 ETF

SOXX純資産
総額
平均
出来高
銘柄数経費率分配金
利回り
5年平均
成長率
5年最大
下落率
シャープ
レシオ
直近6カ月
資金流入
2023/108.4B0.9M310.39%0.95%20.9%-40.7%0.74176.7M
2021/025.2B218M290.48%0.79%28.2%-18.7%1.17625M

「SOXX」は、ETF運用会社の最大手iSharesブランドの半導体関連では最大規模のETFです。コロナショックによる大幅な下落はありましたが、5年平均で約21%と大きな成長を見せています。

構成31銘柄中、上位10銘柄の構成比率が約59.5%となっています。

NameSymbolAssets
NVIDIA CorpNVDA9.73%
Broadcom IncAVGO8.52%
Advanced Micro Devices IncAMD6.67%
Intel CorpINTC6.55%
Texas Instruments IncTXN5.66%
ON Semiconductor CorpON4.39%
NXP Semiconductors NVNXPI4.28%
Applied Materials IncAMAT4.27%
Lam Research CorpLRCX4.25%
KLA CorpKLAC4.23%
その他41.5%

SMH|VanEck Vectors 半導体 ETF

SMH純資産
総額
平均
出来高
銘柄数経費率分配金
利回り
5年平均
成長率
5年最大
下落率
シャープ
レシオ
直近6カ月
資金流入
2023/109.4B7.5M250.35%N/A22.0%-40.1%0.77826M
2021/024.3B559M250.35%0.67%28.1%-18.3%1.19751M

「SMH」は、VanEckが運用する半導体企業の時価総額加重指数を追跡するETFです。
「SOXX」よりも、経費率が3割ほど安く、資産総額を大きく伸ばしています。

銘柄数は少ないものの、米国外企業の比率が「SOXX」の約2倍(17%)あり、国際的な分散効果も期待できます。

構成25銘柄中、上位10銘柄の構成比率が約69%となっています。

NameSymbolAssets
NVIDIA CorpNVDA21.6%
Taiwan Semiconductor
Manufacturing Co Ltd ADR
TSM10.3%
Broadcom IncAVGO5.48%
Lam Research CorpLRCX4.79%
Applied Materials IncAMAT4.71%
Intel CorpINTC4.68%
ASML Holding NV ADRASML4.55%
Texas Instruments IncTXN4.52%
Analog Devices IncADI4.20%
Advanced Micro Devices IncAMD4.15%
その他31.0%

SMH v.s. SOXX 重複率と比較

引用:Fund Overlap

SIXG(FIVG)|挑戦的次世代接続ETF

FIVG純資産
総額
平均
出来高
銘柄数経費率分配金
利回り
3年平均
成長率
5年最大
下落率
シャープ
レシオ
直近6カ月
資金流入
2023/100.56B0.05M520.30%1.65%6.3%-30.8%0.31-109M
2021/021.1B$11M770.30%0.93%30.8%-16.7%1.19505M

「FIVG」は、2019年上場の5Gネットワーク関連のグローバル企業に投資ができるETFです。
経費率は安いのですが、半導体ETFと比較するとコロナ相場以降の伸びはイマイチです。

構成銘柄は、企業の事業内容に合わせて4層(50%/25%/15%/10%)に細かく分類され、それぞれのカテゴリ内で半年ごとにレビューされ、自動的にリバランスされます。

構成52銘柄のうち米国企業が85%以上を占めており、上位10銘柄の構成比率が約38%です。

NameSymbolAssets
NXP Semiconductors NVNXPI5.32%
Analog Devices IncADI4.92%
Marvell Technology IncMRVL4.52%
Advanced Micro Devices IncAMD4.38%
Nokia Oyj ADRNOK3.34%
Akamai Technologies IncAKAM3.29%
T-Mobile US IncTMUS3.16%
Verizon Communications IncVZ2.91%
Telefonaktiebolaget
L M Ericsson ADR
ERIC2.79%
American Tower CorpAMT2.78%
その他62.6%

NXTG|First Trust インデックス次世代 ETF

NXTG純資産
総額
平均
出来高
銘柄数経費率分配金
利回り
5年平均
成長率
5年最大
下落率
シャープ
レシオ
直近6カ月
資金流入
2023/100.38B0.01M1010.70%1.65%6.2%-31.5%0.33-56M
2021/020.9B5.4M980.70%0.99%20.4%-14.9%1.31213M

「NXTG」も「FIVG」同様5G関連企業に投資するためのETFですが、こちらはより幅広い分野の企業への投資が設定されています。

「NXTG」の構成銘柄は、米国企業比率が約40%ほどで、銘柄数も2倍!
しかしその分、経費率は2倍以上の設定になっています。

構成101銘柄のうち、上位10銘柄の構成比率が約15%と分散性は高めです。

NameSymbolAssets
NVIDIA CorpNVDA1.6%
VMware Inc Class AVMW1.6%
Digital Realty Trust IncDLR1.6%
Arista Networks IncANET1.5%
Lenovo Group Ltd0992.HK1.5%
Ciena CorpCIEN1.5%
Cisco Systems IncCSCO1.5%
Broadcom IncAVGO1.5%
Xiaomi Corp Class B1810.HK1.4%
Infosys Ltd ADRINFY1.4%
その他84.9%

SMH v.s. SOXX 重複率と比較

引用:Fund Overlap

半導体&5G関連ETFの購入方法

半導体&5G関連ETFの購入方法

半導体ETF「SMH」や5GETF「NXTG」は、国内証券会社でも取り扱いがあるようです。

シンボルFirstrade楽天証券SBI証券DMM 株ウィブル
SOXX
SMH
FIVG
NXTG
米国ETF
取扱数
3,000+ 400+ 400+ 400+ 400+
※2023年10月時点

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半導体 & 5G ETFの購入、今がその時

以上「半導体&5G関連ETF4本」を比較してみました。

2023年、半導体関連のETFは再び高いリターンを提供しており、注目が集まっています。AI関連のサービス、特にChatGPTやMidJourneyのような技術の普及に伴い、半導体の需要はさらに拡大することが予想されます。また、5G技術の進展とその関連性も無視できません。これらの技術の進化と普及は、半導体産業の成長を後押ししています。

米国で取引されている半導体 & 5G関連ETF、特にSOXX、SMH、FIVG、NXTGは、投資家にとって魅力的な選択肢となっています。これらのETFは、技術の進化と市場の動向を反映しており、将来的な成長の可能性を秘めています。

結論として、半導体と5G技術は今後の成長産業として注目されるべき分野です。これらのETFへの投資は、長期的な視点での資産の成長を目指す投資家にとって、適切な選択の一つとなるでしょう。

ではまた!

電気自動車[EV]関連ETF比較【DRIV/IDRV/HAIL】

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