こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん（@nomadkazoku）です。
2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。
海外居住者となってしまうと、日本の銀行や証券会社が利用できなくなると知り、居住国によらず無料(条件付き)で口座維持ができるアメリカの銀行口座(旧ユニオンバンク)と証券口座(Firstrade証券)の口座開設しました。
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改めて、我が家の海外移住までの歴史を振りかえってみると「中古マンションのリノベーション」が大きなターニングポイントであったと感じます。
全ては2014年7月末に目に入った一つの記事から始まりました。
参照｜リノベる、中古マンションのリノベで急成長〜若年層向けマンション改修でのし上がる風雲児
当時のボクは、バリバリの賃貸派で「家を買って一生同じ場所にすみ続けるなんてありえない！」と信じて疑わなかったのですが、“中古マンションを再活用する”という仕組みに衝撃を受け、即勉強会に参加し、記事を読んだ10日後には工事の手付金を支払っていました。
リノベるでリノベーションをしたことで、我が家は質の高い住宅に住みながら、ムダな家賃の出費をなくすことに成功し、資産を形成する環境の土台を築く事ができました。
そこでこの記事では、リノベる。体験者として改めて感じる「リノベるの魅力」について解説します。
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リノべるとは？
リノべるは、リノベーションに関するサービスをひとまとめにお願いできるワンストップ型リノベーションサービスです。
中古物件探し・設計図作成・施工に関する豊富な実績やノウハウをパートナー企業に提供しながら、質の高いリノベーションサービスを提供しています。
住みやすい住空間の創造を目指し、お客様の理想とする生活スタイルに合わせた柔軟な提案が可能です。
「リノベーションする」から来た造語であり、会社名はリノベる株式会社、サービスの正式名称は「リノベる。」といいます。
創業と沿革
リノベる株式会社は、2010年創業の中古住宅×リノベーション(大規模修繕工事)に特化したリフォーム企業。
人々の暮らしを改善すべく、大手企業が牛耳る建築業界に殴り込んだものの、初年度の取り扱いはたったの10件ほど、、、しかし、施工事例が着実に評判を呼び、2022年にはマンションリフォームの売上77.7億円(業界3位)の大躍進を遂げました。
ミッションとビジョン
リノベるは「日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に。」というミッション(使命)を掲げています。
そのためのビジョン(中期的な数値目標)として、１万人の職人と共に、１万戸の新しい暮らしを生み出し、住宅業界で顧客から最も信頼される企業を目指しています。
主要なパートナーシップ
リノベるは、三井物産、NTT都市開発、東急などの企業とのコラボレーションを通して、さらなる成長と拡大をによる日本の住環境の改善を目指しています。
| 日付 | 業務提携相手 | 目的 |
|---|---|---|
| 2016年3月 | 東京急行電鉄株式会社 （現東急株式会社） | 外国人観光客誘客強化のための 東急グループ資源の活用 |
| 2016年8月 | 株式会社静岡銀行 | 静岡県民のリノベ資金提供による 空き家対策の支援 |
| 2017年3月 | 三井物産株式会社 | 海外市場へのリノベ事業の展開 |
| 2019年11月 | NTT都市開発株式会社 | NTTグループ資源の活用 不動産開発の知見の共有 |
| 2020年1月 | 株式会社アドレス | 拠点開発、遊休資産の活用 |
| 2020年4月 | 一般社団法人 LIVING TECH協会 （リビングテック協会） | 暮らしに関するテクノロジー活用 による空き家問題の解決 |
| 2021年11月 | クリアル株式会社 | 不動産査定サービス活用による 不動産売却支援や顧客拡大 |
| 2023年4月 | 積水化学工業 | 建築資材のノウハウ提供による 品質とコスパの向上 |
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リノべるが提供するサービス
りのべるは、主に個人向け(住宅)と企業向け(商業施設)の2つのタイプのリノベーションサービスを提供しています。
住宅リノベーション
中古マンション探しから始めるワンストップサービスを主力に、戸建てや建物をまるごと改装する1棟リノベーションまで、幅広いニーズに対応しています。
– 中古マンション
– 戸建てリノベーション
– 一棟リノベーション
お客様の夢を形にするためのカスタムリノベーションでは、最初から最後まで、細部に至るまでお客様の要望を反映し、理想の住まいを実現します。
また、環境に配慮して、省エネルギーを追求し、地球にやさしい家づくりをサポートするエコリノベーションや、より便利で現代的なライフスタイルを目指し、音声で家中の家電を操作できるスマートホーム提案なども行っています。
国内No.1の実績(※)を元に開発されたデザインシュミレーター『sugata』の活用や豊富な『設計・施工実績』により、スムーズで具体的なイメージをしやすい提案が特徴です。
※ワンストップ型リノベーション件数（リフォーム産業新聞社刊『マンションリフォーム売上ランキング2020』にて、ワンストップサービスを手掛ける事業者として首位）
商業リノベーション
リノベるは、商業スペースにも対応しており、リノベーションに特化した設計、施工、コンサルティングを提供しています。
– 店舗
– オフィス
– 商業施設
お店の売り上げ向上には、お客様が心地よく過ごせる空間が求められます。そこでリノベるの経験豊富なプロフェッショナルが、販売効果を高める店舗デザインを提案してくれます。
また、ビジネスの成功には、働きやすいオフィス空間が必要不可欠です。暮らしに寄り添ったデザインを得意とするリノベるが、機能性とデザイン性を兼ね備えたオフィスリノベーションを提供します。
リノベるの料金と金融サポート
リノベーションには、決して少なくない予算が必要になります。
リノベる株式会社では、どのように対応しているのでしょうか？
リノベーション費用の相場
透明な料金体系で、隠れた費用は一切ありません。
リノベる公式サイト内では、広さ別の費用の相場が掲載されています。
リノベるの場合、一般的なリフォーム会社と違い、解体工事から始まるフルリノベーションが基本となるため、相対的にコストの総額は高くなる傾向があります。
さらに、建築業界全体として、原材料価格・労働賃金の上昇、資材の調達難、建築基準法の改正による建築基準の厳格化など、様々な要因から建築コストは上昇傾向にあります。
とは言え、ワンストップサービスを提供するリノベるでは、マンション購入や設計アイデアなども含めて、全体予算を調整することもできるので、一度相談してみることをオススメします。
金融計画とローンサポート
リノベーションの資金計画にお悩みの方に、専門のアドバイザーがローンサポートを提供します。
住宅ローンには様々な種類があり、最適なローンはその人自身の状況によって様々。
個人の希望や状況に合わせて、ローン審査や返済計画についても、アドバイスしてもらえます。
– 民間ローン
– フラット35
– 財形住宅融資
– 自治体融資
ローンの審査には、本審査と仮審査があります。事前に仮審査をすることで、自分の信用(借りられる金額)を見積もることができ、購入する物件選びの前に必須の作業となります。
もしご自身の信用力に不安のある方は、早めに仮審査を実施しておきましょう！
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リノベるの基本スケジュール
リノベる株式会社でリノベーションを完成させるまでの流れは、次の６ステップです。
1. セミナー参加
2. ショールーム個別相談
3. 物件探し
4. ローン審査
5. プラン作成
6. 施工
物件探しとローンの審査は並行して進めて約１ヶ月、物件確定後の「設計、施工、引渡し」で約３ヶ月。
プロジェクトがスタートして、最短でも4ヶ月はかかる中期的なプロジェクトとなります。
各工程の詳細について、見ていきましょう！
セミナー参加
リノベるでは、全国で毎週のようにリノベーションに関する勉強会イベントを開催しています。
– 基礎から学ぶ「中古を買って、リノベーション」個別勉強会
– 【共働き夫婦必見！】資産性重視の《マンション購入＋リノベーション》講座
– 築50年のマンション、10・20年後ってどうなる？リノベ見比べ見学会
– 《都心10区×100㎡超》優良マンションの見極め方セミナー
ただの会社紹介ではなく、資産を形成する上で役立つ知識が身につく内容なので、今すぐにリノベーションを実施する予算がない場合でも、とても参考になります。
個人的には、ショールームを見に行く前に、勉強会に参加することを強くオススメします。
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ショールーム個別相談
セミナー参加後、理想のお家のイメージや資金の目処がたったら、ショールームを訪問し、デザイナーさんやプランナーさんと一緒に具体的なイメージについて話し合います。
ショールームには、施工に使用する資材(床や壁の素材など)が豊富に用意されているので、目で見たり触ったりして、イメージをふくらませることができます。
物件探し
物件探しでは、リノベると提携するパートナーさんが希望条件と予算を元に、リノベーションに最適な物件探しをサポートしてくれます。
リノベーションが盛況な現状において、すべての条件を満たす物件を探すのは至難の業。
第三者からの客観的な目線で、ほどよい妥協案を提案してくれるので、自分では思いもよらない角度から、理想の部屋を探し出してもらえます。
ローン審査(事前審査)
ローン審査では、不動産業界の慣例として、融資額の目安を事前に把握しておくことで、購入したい物件の発見後、購入をスムーズに進める事ができます。
事前審査については、りのべるのプランナーさん協力の下、大手都市銀行の仮審査をお願いすることになります。
しかし、事前審査はあくまで、融資額確認のための保険ですので、ご自身が実際に利用するローンに関しては、ご自身でもしっかりと勉強した上で、最適なローンを選択しましょう！
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プラン作成
購入する不動産とローンの審査が確定したら、いよいよ設計図の作成です。
実際の部屋の間取りを計測し、デザイナーさんと相談しながら具体的な仕様を決定します。
間取り、利用する資材、細かなデザインなど、お部屋づくりに関することから、工事の計画や不動産の引き渡し作業など、この期間は、ほぼ毎日のようにやり取りが発生します。
施工
施工に関しては、リノベるが提携する信頼性の高いパートーナーが工事を担当します。
工事期間中は、設計担当のデザイナーさんが工事現場に訪れ、作業の進捗状況を報告してくれます。
引渡し
最後に細部までチェックし、完璧な仕上がりを確認します。
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リノベるの評判と体験談
企業の成功の真の尺度は、顧客の満足度にあります。
リノベるについての人々の意見を探求してみましょう。
肯定的な意見
多くの顧客が、以下の点で同社を称賛しています。
1. 物件探し・ローン審査・設計・施工を1社でまとめて対応してくれる
2. 豊富な施工実績から、利用者が満足していることを感じる
3. リノベーションに特化したシミュレーターなどが便利
4. セミナーなどを開催しており、初心者にもわかりやすい
5. デザインに特化したリノベーションサービスで仕上がりがオシャレ
良い口コミに関しては、リノベる自身が打ち出している要素でもあり納得のご意見です。
否定的な意見
しかし、どんな企業にもあるように、リノベるでもいくつかの批判を受けています。
1. 他社と比較し料金が高い
2. 施工に時間がかかる
3. 仕事が荒いという噂がある
料金の高い、時間がかかるという点について
この２点については、多くの方が指摘するリノベるに対する評価です。
しかし、裏を返せば品質を重視していることの現れ、とみなすこともできます。
中古物件とは言え、不動産は高い買い物です。いざという時にきちんと売却できるように「資産価値を上げる改築が重要」と考えれば、コストや手間を惜しんで品質を下げることは得策とは言えません。
売却時のリスクを考慮すると、同じエリアや同じ広さの競合物件に対し、見劣りしない品質の物件に仕上げておくことが重要だと考えます。
仕事が荒いという噂に関して
仕事の荒さに関しては、主に施工に対する評価だと考えます。
施工に関しては、リノベるのパートナーである工務店や職人さんが担っており、リノベるとしてはあくまで施工を管理する立場。管理コストを抑えるために、取りこぼしが発生してしまう可能性もないとは言い切れません。
そこでリノベるでは、管理コストを軽減しつつ十分な品質を保つために「遠隔施工管理」やAIの活用などを通じて、施工状況確認作業の効率化を進めており、デジタル化による確実な品質向上を目指しています。
我が家の体験談
我が家の体験談については、別記事にてまとめました。
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>> 私のリノベーション体験談：リノベるを利用しての成功と教訓
リノベる株式会社の将来性
すでにリノベーション業界において一定の地位を築いた様に見えるリノベる株式会社ですが、全国的に空き家問題を抱える現在の日本において、企業としての存在意義はまだまだ大きなものになることが考えられます。
その証拠として、リノベるの革新的なアプローチは、顧客だけでなく、ビジネス界でも賞賛を受けています。
NEXTユニコーンにランクイン
リノベるは、2020年の「NEXTユニコーン」調査で19位にランクインしました。
NEXTユニコーンは、日本経済新聞社が2017年から発表している将来が有望な企業の候補です。
リノベるのビジネスモデルは、従来のリノベーション業者とは異なり、物件の調達から設計・施工、販売までを一貫して行うことで、顧客にワンストップサービスを提供しており、リノベーション市場の成長を牽引し、日本の住まいをより良くしていくことが期待されています。
米国ビジネス誌による最も革新的企業に選出
リノベるは、2021年に米国のビジネス誌『Fast Company』により「都市開発/不動産部門で最も革新的な企業」に選ばれました。
選ばれた理由は、中古住宅のリノベーション販売ビジネスモデルとデジタル技術です。
物件調達から設計・施工、販売を一貫して行い、ワンストップサービスを提供。さらに、物件デザイン自動提案サービス「sugata（スガタ）」や、ARによるカスタマイズサービス「ARリノベ」も展開。物件査定、費用算定、施工管理のシステム開発も行い、顧客の利便性と信頼を高めています。
第三者の評価がブランドを強化する
今後、リノベーション物件が増えてくれば「どの会社でリノベーションした物件なのか？」という評価で、中古の物件を選ぶ時代がくるやもしれません。
その時に重要なのが、個々の実績の積み重ねだけでなく、第三者機関からの評価です。
自身の保有資産の価値を担保する上でも、リノベーションにおける知名度の高い「リノベる。」のブランド価値にあやかるのも一つの戦略になるはずです。
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リノベると競合サービスの比較
次の表では、リノベーションの選択肢を比較した場合の各項目について、それぞれ相対的に評価してみました。
※この表は、リノベーションの施工部分だけを評価したものであり、リノベるが提供する物件探しやローン審査などのサポートは含まれておらず、ワンストップサービスとしての総合評価ではない点にご注意ください！
| 選択肢 | 予算 (安い:5) | デザイン (高い:5) | 工事期間 (短い:5) | 保守 (安心:5) |
|---|---|---|---|---|
| リノベる | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
| ハウスメーカー | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 工務店 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| リノベーション会社 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| セルフリノベーション | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
｜リノベる
リノベるは、独自のノウハウに加え「sugata」や「ARリノベ」などのITを活用し、仕上がりの完成度を重視している分、予算は平均よりも高く、工事期間も長めとなる傾向があります。一方、デザイン性の高い施工を得意とし、手掛けた物件が雑誌やSNSでも話題となることもあります。完成した物件は、２年間の保証が付き、定期点検、各種サービスを行うなど、保守の充実度も高いです。
｜ハウスメーカー
新築住宅を建てる専門企業であり、ブランド力や信頼性が高いです。しかし、新築住宅と同じ基準で行うため、費用が高くなりがちです。 また、デザイン性やオリジナリティにはあまりこだわらない傾向があります。
｜工務店
地域に密着した小規模な建築業者であり、コストパフォーマンスが高いです。 また、デザイン面では顧客のニーズに応える技術力を備えつつも、資産価値を高めるための客観的なデザイン力に関しては、担当者との相性(得意分野)によるばらつきが出る可能性があります。小規模がゆえに、保守面では修繕作業などに十分なリソースを割くのは難しいことが想定されます。
｜リノベーション会社
リノベる同様にデザイン面を得意とする一方、施工はパートナーと提携して行うため費用は高く、工事期間も長くなりがちです。保守サービスの充実度に関しては、会社の規模や実績を元に判断する必要があります。
｜セルフリノベーション
自分で施工するため、圧倒的に費用を抑えることができます。 しかし、デザインや施工の技術や知識が必要であり、時間や労力もかかります。 また、安全性や品質に問題がある場合もあります。人数や機材も限られるため、工期も長く、 アフターサービスは自分で行う必要があります。
リノベる株式会社が選ばれる理由
この記事では、リノベる株式会社の利用者として、改めて感じる「リノベるの魅力」について解説しました。
リノベる株式会社は、日本のリノベーション業界のリーダーとして、高品質なサービスと信頼性を提供しています。年間施工件数10件のスタートアップから国内No.1へと上り詰めた背景には、一つ一つの実績の積み重ねがあります。
彼らの絶えず優れたものを追求する姿勢は業界を牽引し、我が家を始め、多くの方々の人生にも影響を与えています。
リノベーションに興味をお持ちなら、ぜひ一度リノベるが開催する勉強会・セミナーに参加してみてはいかがでしょうか？
知識はいくら使っても減らない唯一の資産です。
リノベーションの価値を知ることは、あなたの人生設計に役立つはずです。
ではまた！
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