こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん（@nomadkazoku）です。
2005年に英語が苦手すぎて中国語留学(内モンゴル)で知り合ったぼくたち夫婦が「結局英語のほうが使うよね〜」と子ども達を連れて、2023年4月よりマレーシアで教育移住生活をスタートさせました。
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移住して半年が経ち、会話やヒアリングに関しては、すでに英語が苦手な我々夫婦に迫る勢いですが、読書に対する抵抗が強いため、リーディングを継続するのための良い方法がないかを模索中です。
そこで偉人記事にしたDolch Sight Wordsに関して再調査し、子供向けの継続的な勉強に最適なツールを開発を目指したいと思います。
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この記事では、その基礎となる「Dolch Sight Wordsの効果的な学び方」のアイデアを探してみたいと思います。
Dolch Sight Wordsとは？
Dolch Sight Words(ドルチサイトワード)とは、早期読解の発達に不可欠な、特定の高頻度単語です。
これらの単語は簡単に発音することができず、音声的に綴られることもあります。また、読み物にもよく使われ、流暢さと理解力を高めるのに不可欠。
簡単に言い換えると、サイトワード = “視覚的に判別しておきたい単語”です。
なんとこのドルチサイトワードは、合計315個の単語を覚えることで、子供向けの本の80%をカバーできるというスグレモノなんです！
早期読書発達におけるDolch Sight Wordsの重要性
ドルチサイトワードの学習は、早期読解の発達における基本的な要素です。
これらの単語は、子供たちが自立して読み始めるときに出会う文章の大部分を占めています。これらの単語を暗記し、一目で認識することで、子どもたちはより流暢に、より理解力を持って読むことができるようになります。
ドルチサイトワードは、子どもたちが読解力を身につけるための土台となり、上達するにつれて、より複雑な文章に取り組むことができるようになります。
Dolch Sight Wordsの背景
ドルチ博士とは？
Edward William Dolch(エドワード・ウィリアム・ドルチ)は、アメリカの教育者であり、リーディングの専門家でした。
1930年代から1940年代にかけて、ドルチ博士は子どもたちの読解力と、読解教材で最もよく使われる単語について幅広く研究し、子どもたちの流暢な読書を助けるために、即座に認識する必要のある単語を特定しました。
なぜドルチ博士は「視覚単語リスト」を作ったのか?
ドルチ博士は、教師が効果的に読解を指導できるよう「視力語リスト」を作成しました。
音読が難しい頻度の高い単語に注目することで、子どもたちが文章を読み、理解する能力が高まると考えたのです。Sight Words Listは、早期読解の成功に不可欠な、よく使われる単語で構成されています。
Dolch Sight Words Listを理解する
Dolch Sight Words Listの概要
ドルチサイトワードリストは、次の5つのレベルに分かれています：
| Pre-Primer | 年小 | 40語 |
| Primer | 年中 | 52語 |
| First Grade | 小学校１年生 | 41語 |
| Second Grade | 小学校２年生 | 46語 |
| Third Grade | 小学校３年生 | 41語 |
| Nouns | 名詞 | 95語 |
各レベルは、子供たちが即座に認識できるような単語で構成されています。
各学年の単語はどのように選ばれたのですか？
ドルチ博士は、児童文学での使用頻度に基づいて各学年の単語を選びました。
このような頻度の高い単語を学ぶことで、子どもたちは文章を読み、理解する能力が高まると考えたのです。
Dolch Sight Wordsは、全部で何語ありますか？
ドルチサイトワードリストには、全部で220語が選ばれています。
Pre-Primerレベルには40単語、Primerレベルには52単語、1年生レベルには41単語、2年生レベルには46単語、3年生レベルには41単語が含まれています。
さらに、共通の名詞として95語があり、合計315語となります。
Dolch Sight Wordsを教えるための戦略
視力単語を認識するための多感覚的アプローチ
多感覚的アプローチを用いることは、ドルチサイトワードの指導に非常に効果的です。
視覚、聴覚、触覚など複数の感覚を働かせることで、学習が強化され、定着率が向上します。多感覚的な活動の例としては、フラッシュカードを使ったり、砂やおままごと用の生地を使って触覚的な文字を作ったり、単語を練習する際に動きやジェスチャーを取り入れたりすることが挙げられます。
ゲームやアクティビティで強化する
楽しくインタラクティブに学習することで、単語の定着度を大幅に高めることができます。
例えば、ビンゴ、神経衰弱、英語の本で単語探し、ワードパズル、ワードウォールの作成などがあります。
保護者と教育者が視力単語を教える際のヒント
ドルチサイトワードを教える際には、練習と復習の機会を十分に設けることが重要です。
以下は、保護者と教育者のためのヒントです：
- ゲームやパズルで楽しく学べるようにする。
- 繰り返しのフレーズがある本を読んで文脈の中で練習する。
- 単語を定期的に復習し、記憶を強化する。
- チャート図、ラベル、ワードウォールなどで、英語が目につく環境を作る。
- 子供のやる気を引き出すために、積極的な賞賛を与える。
レベル別(年齢別)のDolch Sight Words学習方法
まずPre-Primerレベルの単語をマスターしよう！
Pre-Primerレベルは、読み方を学び始めたばかりの子供たちのために作られました。
このリストは、子供たちが文章の中で頻繁に出会う40語の一般的な単語で構成されています。
Pre-Primer Sight Wordsの例としては、以下のようなものがあります：
- a
- and
- can
- said
- the
- you
Pre-Primerレベルでよく混同される単語
初学者の学習において、スペルや発音が似ている単語を混同することがよくあります。
Pre-Primerリストでよく混同される単語には、以下のようなものがあります：
- she / he
- is / it
- do / so
- they / that
Pre-Primerレベルの視力単語を教え、練習するためのヒント
このレベルに対して効果的なオススメの練習方法は、次の通りです。
- 一度に1つの単語を紹介し、視覚的認識と発音に重点を置く。
- フラッシュカードや単語マグネットを使って、スペルと単語の認識を練習する。
- 該当単語使って簡単な文や物語を作り、文脈になれる練習をする。
- 単語探しや単語を組み立てるゲームで記憶を強化する。
Primerレベルの単語で基礎力アップ！
Primerレベルの単語は、基礎的な52語が含まれています。
これらの単語は少し難易度が高く、子供たちが流暢に読めるようになります。
Primer Sight Wordsの例をいくつか挙げます：
- all
- for
- him
- not
- was
- with
Primerレベルの視力単語を教え、練習するためのヒント
このレベルに対して効果的なオススメの練習方法は、次の通りです。
- レースやホップスコッチ(けんけん)など、体験型の遊びを取り入れて学習する。
- フラッシュカードや、オンライン教材を利用して、視覚的に認識し練習する。
- 未就学児向けの本を繰り返し読むように促す。
- 単語の並べ替えや単語パズルなど、単語を認識力を強化する。
レースの遊び方
用意するもの｜紙、マーカー、ストップウォッチ
① 学ぶ単語を二列に並べて書きます
② スタートの合図で単語を順番に読みます
③ 全ての単語を読み終わった時間を記録します
読む時間を早くすることを目標に、繰り返し遊ぶことで、文字を認識する速度を強化します。
ホップスコッチ(けんけん)の遊び方
用意するもの｜広い場所、チョーク
① 安全な道路にチョークでマス目を書く
② 学びたい単語をマス目に書く
③ 単語を一つずつ読みながら跳び越える
ゴールしたあとに「振り返らずに単語を思い出す」などの組み合わせで、更に難易度を調整することもできます。
いよいよ1年生! First Gradeレベルの単語
1年生レベルの単語は、子供の読解語彙をさらに増やす41の単語で構成されています。
これらの単語は、Pre-PrimerとPrimer Listで築かれた基礎をさらに発展させたものです。
First Grade Sight Wordsの例をいくつか挙げます：
- again
- help
- new
- their
- when
- your
First Gradeレベルを楽しく学習するためのアクティビティ
このレベルに対して効果的なオススメの練習方法は、次の通りです。
- 家の中で単語を探す「借り物競争(scavenger hunts)」
- カラフルなマーカーや絵の具を使って単語アートを作る。
- 記憶ゲームやお絵かき辞典をする。
Scavenger huntsの遊び方
用意するもの｜紙、付箋、マーカー
① 学習中の単語を紙に書く(最初は６個)
② 紙に書いた単語を付箋に写す(１枚に１語)
③ 付箋を家の中に隠す
④ 生徒に紙を渡して捜索スタート!!
⑤ 付箋を見つけたら、紙の同じ単語の上に貼り、声に出して読んでもらう
⑥すべての単語を見つけたらクリア!!
続けて2年生! Second Gradeレベルの単語
2年生レベルの単語は、子供の読解語彙を増やし続ける46の単語が含まれています。
これらの単語は、前のリストで学習した視力単語を基に構成されており、より複雑な文章を読んで理解するのに役立ちます。Second Grade レベルには、次のような単語があります：
- always
- before
- give
- right
- those
- would
Second Gradeレベルを強化するための戦略
このレベルに対して効果的なオススメの練習方法は、次の通りです。
- Second Grade向けの本の自主的な読書を奨励する。
- Sight Wordsを使った文章や短い物語を書く機会を作る。
- 単語タイルやカードを使って文章を作るなど、単語を増やす活動を行う。
- ハングマンやスクラブルなど、Sight Wordsを使った言葉遊びをする。
これで完璧!! Third Gradeレベルの単語
3年生レベルの単語は、子供の読み書きの語彙の仕上げとなる41の単語が含まれています。
これらの単語は、読解の流暢さと理解力を高めることを目的としています。
Third Gradeレベルには、次のような単語があります：
- about
- before
- laugh
- those
- would
- write
Third Gradeレベルの単語を定着させるためのテクニック
このレベルに対して効果的なオススメの練習方法は、次の通りです。
- 3年生の視力単語が登場する本を自主的に読むように促す。
- 文脈の中でサイト・ワードの意味や使い方について話し合う。
- 単語検索やクロスワードパズルなど、3年生の視力単語を使った課題に取り組む。
- フラッシュカードやオンライン教材を練習や復習に活用する。
- インタラクティブな学習体験を提供するアプリやサイトなどを取り入れる。
読解におけるDolch Sight Wordsの応用
流暢な読解力向上における視力単語の重要性
Sight Wordsは、文章中に頻繁に登場するため、読解力を向上させる上で非常に重要です。
これらの単語を瞬時に認識することで、子供たちは個々の単語の解読に苦労することなく、文や文章全体の意味を理解することに集中することができます。
読書中のストレスを減らすことで、楽しみながら英語に触れる機会を増やすことができるのです。
視力単語を使って読解力を高める
DolchのSight Wordsをマスターすることで、子どもたちは単語を解読することよりも、文章を理解することに、より多くの認知資源を割り当てることができるようになります。
これにより、文章や段落の意味をより簡単に理解し、考え方と考え方を結びつけることができるようになります。Sight Wordsを理解することで、よりスムーズな読解が可能になり、読解力が向上します。
結論
結論として、Dolch Sight Wordsは早期読解の発達に不可欠です。
子どもたちが読解力を身につけるための土台となり、より流暢に、より理解力の高い読解ができるようになります。エドワード・ウィリアム・ドルチ博士のSight Words Listは5つのレベルで構成されており、それぞれのレベルには子供たちが即座に認識できる単語が含まれています。
多感覚的アプローチ、ゲームやアクティビティ、定期的な練習などの戦略を取り入れることで、保護者や教育者は効果的にSight Wordsを教え、強化することができます。
レベルが上がるにつれて、子どもの読解力と流暢さが向上します。Dolch Sight Wordsを継続的に練習・強化することで、子供たちは自信に満ちた、活気ある読者になることができます。
よくある質問 – FAQs
どうすればDolch Sight Wordsを楽しく学べますか？
A: 学習を楽しくすることは、子供たちを惹きつけるために非常に重要です。ゲームやアクティビティ、体験型の教材を取り入れ、楽しく学べるようにしましょう。
Q: 子どもがDolch Sight Wordsを定着させるにはどうしたらよいですか？
A: Dolch Sight Wordsを定着させるには、定期的な復習と練習が欠かせません。ゲームやフラッシュカード、リーディングの練習などを通して、繰り返し学習する機会を作りましょう。
Q: Dolch Sight Wordsを学習するためのオンライン教材やアプリはありますか？
A: Dolch Sight Wordsの学習をサポートする、インタラクティブで魅力的なアクティビティを提供するオンライン・リソースやアプリは数多くあります。例えば、視力語ゲーム、フラッシュカード、リーディングアプリなどがあります。
Q: 大人がDolch Sight Wordsを学ぶことは有益ですか？
A: Dolch Sight Wordsは当初子供向けにデザインされましたが、大人も学習することで恩恵を受けることができます。Sight Wordsは日常会話でよく使われる単語であり、習得することで、あらゆる年齢層の読解力と流暢さを向上させることができます。