こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。
2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。
海外居住者となってしまうと、日本の銀行や証券会社が利用できなくなると知り、居住国によらず無料(条件付き)で口座維持ができるアメリカの銀行口座(旧ユニオンバンク)と証券口座(Firstrade証券)の口座開設しました。
関連記事
>> 米国ネット証券会社「Firstrade」口座開設方法【15分で完了】
>> Firstradeへの送金にも使える!プレスティアSMBC信託銀行が意外とイケてる理由
>> 海外送金Wise(ワイズ)の魅力とは?海外移住者が選ぶ3つの理由
前回の米国銀行口座(ユニオンバンク)編に引き続き、米国証券口座Firstradeの住所変更について解説します。
国内の引っ越しであれば、オンラインでサクッと完結しますが、海外への住所変更には、居住国の「納税者番号」が必要なことがわかりました。
今回、Firstrade側とのやり取りの結果、ある方法で住所を変更し、継続して利用することが認められました。
しかし、その方法については、公にして良いものなのか判断に迷うため、知りたい方には有料で販売させて頂く形を取りたいと思います。購入せずとも、Firstradeとやり取りすれば、何らかの解決策は得られると思うので、その手間を惜しむ方のみ購入して頂ければと思います。出し惜しみして申し訳ないですが、公開して変なツッコミが入り、Firstradeの基準が変わってしまうことが最大の懸念ですので、皆様自身のためにもどうぞご理解頂ければと思います。
前置きが長くなりましたが、今回の記事では「Firstradeで住所変更をする方法」について、一部袋とじで解説させて頂きます。
Firstradeの住所変更はオンラインで完結!
Firstradeの住所変更は、サイト上でサクッと完結できるので楽チンです。
サイトでの操作方法は、次の2ステップ。
メニューから「Personal Profile」を開き、新しい住所を入力して、送信すればOKです!
サイトで新住所を登録すると、登録メールアドレスに通知が届き、数日後には住所変更が完了します。
後日、旧住所宛に通知の郵便が届くので、不正に住所が変更された場合は、その郵便で気づくことができる仕組みのようです。(転送手続きをしていたので、後日そのことを知りました)
海外転居の場合は”納税者番号(TIN)”が必須!!
日本国内の住所変更を経験済みだったので、前回同様にオンラインでサクッと完結!
と思ったら、後日こんなメールが届きました。
Dear Firstrade Client,
Please be advised that your request to update your address has been rejected due to the following reason(s):
Since you’re changing your resident country, please provide a W-8BEN form.
Firstradeのお客様へ
住所更新のご依頼は、以下の理由により却下されましたので、ご了承ください:
居住国を変更するため、W-8BENフォームを提出してください。
W-8BENフォームとは?
W-8BENフォームとは、非米国籍の個人がアメリカの金融機関で口座を開設する際に提出する書類で、この書類に基づき口座から源泉徴収される税金が軽減されます。
日本居住時は日本のマイナンバーを利用することで、日米租税条約に基づき、株式売買の利益に対する源泉徴収(30%)が免除されていました。※日本で納税する際の二重課税を防ぐため
マレーシアとアメリカにも同様の租税条約があり、現地の就労ビザや法人ビザを取得している方は、納税者番号を提出すれば問題なく住所変更ができます。
しかし!
我が家の場合は、妻が就労ビザを取得したため、帯同者である僕には就労許可はなく、納税番号が取得できません。はて、困りました。。。
住所変更で移住先の納税者番号がない場合
こちらに関しては、冒頭でもお伝えしたとおり、公開は控えさせて頂きます。
Firstradeと直接相談することで、解決策を提供してくれると思います。
もしご希望の方は、コーヒー1杯をおごってくれた方限定で、こっそり共有させて頂きます。
こちらの方法は、基本的に海外移住前の準備が必要になるため、海外転出1か月以上前にご連絡ください。
すでに国外に移住してしまっている方は、直接Firstrade側と相談するのが良いと思います。
結論 Firstradeの住所変更には納税番号があったほうが良い
今回の記事では「Firstradeで住所変更をする方法」について、一部”袋とじ”で解説させて頂きました。
自分の資産を預ける場所なので、不安を抱えて利用することは難しいかもしれません。とは言え、目的をタッセするためには、リスクは十分に分散した上で、前進するのみです。
もし、マレーシアの次の国へ移動する事になった場合、また状況が変わっている可能性もあるので、納税者番号の取得も想定した上で、行き先を検討したいと思います。
ではまた!