こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。
2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。
海外居住者となってしまうと、日本の銀行や証券会社が利用できなくなると知り、居住国によらず無料(条件付き)で口座維持ができるアメリカの銀行口座(旧ユニオンバンク)と証券口座(Firstrade証券)の口座開設しました。
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2019年に中古マンションを売却した資金を元手に、Wiseでせっせと海外送金し、米国ETFを中心に投資をスタート。
2021年現在のポートフォリオは、こんな感じです。
投資を始めてすぐにコロナショックを体験し、暴落に備える分散投資の重要性を身をもって学ぶことができました。
今回の記事では、この一年で試行錯誤した「僕なりのポートフォリオの作り方」について、子ども達にも説明できるよう、分かりやすくまとめてみたいと思います。
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我が家の米国株投資ポートフォリオの作り方
そもそも僕が投資を始めたきっかけは、10年ほど前に子どもが生まれ、親戚から「学資保険にでも入れ」と言われたことです。
調べてみた結果「18年もかけてこれっぽちしか増えないの?」という落胆でした。
これなら自分でやったほうがマシなんじゃないかと、
初心者向けの投資本を読み漁り、投資信託による分散投資をスタートさせ、
アベノミクスのおかげもあり、年利10%ほどで運用することができました。
そのころから米国ETFの存在自体は知っていましたが、
当時はまだまだ手数料が高く、まとまった金額でないと投資をすることができませんでした。
海外移住をきっかけに売買手数料無料のFirstrade証券の存在を知り、米国ETF投資への挑戦を決めました。
そして、改めてイチからポートフォリを作り直すこととなりました。
手持ちの現金を用途別に分ける
まずは、今ある現金を3つの用途に分類します。
我が家の場合はこんな感じ。
我が家の場合、①生活防衛資金は4人家族の生活費がベースなので、独身の方はもう少し少なめでも良いかもしれません。
1〜2年の生活費を貯めるなんて無理!
と感じたら、まずは生活費自体を下げられないか?を見直してみましょう。
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余裕資金で気になる銘柄を積み立てる
余裕資金の設定後、ポートフォリオを一括で投資するか、分散して投資するかは意見の分かれるところです。
ボクの場合は、
・ドル建ての投資のため、為替リスクも分散したい
・時間的な分散を兼ねて、銘柄調査の時間を確保したい
といった理由で、細かなポートフォリオは設定せず、
毎月一定の予算だけ決めて、気になった銘柄を自由に買うことにしました。
とはいえ、家族のお金なので変なものを買うわけにも行かず、
無難に地域分散型のポートフォリオになりました。
何だかしょぼいですね…。
運用結果の8割以上は「資産配分」で決まると言われるほど重要な要素ではありますが、
一方で「時間による複利効果」も重要な要素!
悩んで動きが止まるくらいなら、少額でも、まずはスタートすることが大事と考え行動しました。
足りない要素を補う
ポートフォリオの骨組みをコツコツ積立ている間、
並行して情報を収集し、以下の4項目についても資産を割り当てることにました。
その結果、現時点での目標ポートフォリオはこんな感じになりました。
目標ポートフォリオのビフォアフターをポートフォリオアナライザーで過去10年のバックテスト(過去検証)した結果がこちらです。
2020年の成長がチート級なので、実際にはもう少し落ち着いた数字になると思いますが、新しいポートフォリオは、年平均の成長率は2倍以上、コロナショック時の最大下落率は2/3程度に抑えらたという結果です。
バックテストはあくまで過去の成績をもとにした検証結果ですが、ポートフォリオを最終調整する上で、参考になると思いますので、ぜひ活用してみて下さい。
詳しい使い方はこちらをご参照ください!
分散!分散!分散!
ポートフォリオの全体像が固まったら、ポートフォリオの割合に沿って、更に中身を分散投資しています。
ボクの場合、短期投資・暗号資産以外の5つのカテゴリに関して、Firstrade証券で32種類のETFに分散投資しています。
Firstrade証券は、売買手数料が無料なので、1株単位でも気兼ねなく購入できるので、いざという時にリバランスがしやすいように細かく分割して購入しています。
あまり細かすぎる投資は管理が面倒という話もありますが、長期投資はさほど売買する必要はなく、基本は積み立てるだけなので、大きな動きがない限りは放置する方針です。
まとめ
今回は「ポートフォリオの作り方」について解説してみました。
Firstrade証券の最大のメリットは、何と言っても取引手数料が無料で1株単位の購入でも躊躇なしということです。
分散投資の主たる目的は、リスクを分散することですが、副作用的に値動きを見ることで世界の変化に気づけることができ、新しい技術などに敏感になることもできます。
皆さんも自分なりのポートフォリオを楽しみながら組み立ててみてください!
ではまた!
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