こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。
現在、私達家族はマレーシア移住を目指し、MM2Hビザの取得を進めております。
海外移住に必要なことは”場所にとらわれずに生活費を稼ぐこと”ですが、そのハードルを下げるためには”そもそもの生活費を抑えること”が重要です。
生活費最大の敵は”家賃”であり、家賃の目安は”手取り収入の1/3程度”と言われています。
しかしなんと、我が家の直近15年の通算家賃比率はその半分の約16%でした。
今回はそんな我が家の経験をもとに、家賃節約のコツを解説したいと思います。
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家賃節約の目安額は?15年通算-家賃比率16%に抑えたコツ
こちらが直近15年間の我が家の家賃比率のグラフです
ぶっちゃけ私達夫婦は、会社員としては一貫して年齢未満の手取り収入しかなく、決して裕福な世帯ではありません。
それでもこの15年間、安定して家賃比率を抑えられた秘訣はズバリ「引越し」です。
グラフの家賃比率が毎年のように変動していることで分かるようにこの15年間で5回の引越しをしています。
我が家では環境の変化に合わせて、ちょこちょこと引越しをしているのですが、なぜそれほど引越しをするのか?
その理由について、以下の内容に沿って詳しく解説したいと思います。
- 引越しは”投資”だと考えてみる
- 家賃節約だけじゃない!引越しのおまけメリット
- 家賃節約のための部屋探し術
- 我が家の引越し遍歴
引越しは”投資”だと考えてみる
投資でよく聞く言葉に「リターンは不確実、コストは確実」という言葉があります。投資をする際に自分がコントロールできるのは、コスト部分しかないという意味です。
この言葉に基づくと、引越しは最強の投資であると考えられます。
例えば、
株式投資で年間24万円のリターンを得るためには、
1,000万円×年率3%=30万円 − 税金20% → 24万円 GET!
しかし、
引越しで年間24万円のリターンを得るためには、
家賃−2万円削減×12ヶ月 → 24万円 GET!
投資に必要なお金は、引越し代、敷金・礼金、仲介手数料のみ。
残念なことに投資したお金は「敷金」以外返ってきません。
しかし、何百万円もの大金は必要なく、うまく工夫すれば、投資額も十数万円ですみます。にも関わらず、リターンは2年目以降も確実に続きます。
こんなおいしい投資は中々ありません。
なんだか怪しい投資商品売りつけられてるみたい…。
かなり怪しい言い回しですが、実際に貯金はできました。
なんてったって家賃比率が16%なんですから!
引っ越し代は安いにこしたことはない
投資の最大の敵は手数料。この場合ずばり「引っ越し代」です。
引っ越し代が安く住めば、投資のリターンは自ずと大きくなります。
ですので、引越しの見積もりは一括見積もりサイトなどを活用し、コスパ重視で選びましょう!
家賃節約だけじゃない!引越しのおまけメリット
というわけで、みなさんも「引越し投資」が大きな節約になるとご理解頂けたかと存じますが、 実は、引越しをするメリットは、家賃の節約だけではございません。
引越しのおまけメリット3つについてもご紹介させて頂きます。
- 通勤時間の節約
- 所有欲の削減
- 引越した街がエンタメになる
①通勤時間の節約
お金以上に重要なものは”時間”の節約です。
そして、貴重な一日の時間の中で最も節約しやすいのが”通勤時間”です。
会社勤めをしている以上、会社の移転は避けられません。
また自分の方が転職し、職場が変わることもあるでしょう。
そんな時、環境に合わせてすぐに引越しすれば、通勤時間を最小限に抑えることができます。
ちなみに僕の場合、
子供が生まれるまでは会社の自転車通勤圏内に住み、自転車での通勤時間は運動時間扱いにして、通勤時間実質ゼロを心がけてました。
※自転車通勤は会社の労災がおりないため、現在は禁止の会社が多いでご注意下さい。
②所有欲の削減
いつでも引越しをするつもりで生活していると、必然的に荷物は増やしたくなくなります。余計なものを買わないので、所有欲を抑える効果もあります。
万が一、いらないものを買ってしまった場合でも、引越しで捨てるタイミングが生まれるので荷物を最小限に整理することができ、ミニマニストまっしぐらです。
③引越した街がエンタメになる
家賃を下げるのに適したエリアは、基本的に人気がない街なので、ネットの情報はあまりなく、情報は足で稼ぐしかありません。
新しくマイナーな街に引越すと、週末を使って歩ける道は歩き倒すことになるので、近所の散歩だけで1年は楽しめます。その結果、レジャー費も節約できます。
このように引越しには、様々なメリットがあるのです。
さあ、あなたも引越ししたくてウズウズしてきましたね!
では具体的に、どのように引越し先を探すのが良いのでしょうか。
家賃節約のための部屋探し術
家賃節約が目的の部屋探しであれば、少しでも安い部屋を探したいですよね。
しかし、安くても部屋のクオリティーが下がってしまっては、あまりよろしくありません。
一定のクオリティーを保ちつつ、家賃を抑えるためには「新着物件」をチェックし続けることが有効です。
SUUMO、スマイティ、at home、CHINTAIなどの大手賃貸ポータルサイトには、たいてい新着物件をメールやアプリに通知してくれる機能があります。
部屋の希望条件はお好みで設定しつつ、①職場付近の人気のないエリア & ②現在お住いのエリア で新着物件通知(メール/アプリ)を登録し、新着物件チェックを習慣化する仕組みを作っておきましょう。
①人気のないエリア
人気のないエリアのメリットは、家賃が安いことはもちろんのこと、オーナーさんも人気がないことに自覚があるため、部屋のクオリティーが高めに設定されていることです。
人気のないエリアに住むことで、何か自分にデメリットがある場合は、避けたほうが良いかもしれませんが、特になければ優先すべきエリアです。
②現在お住いのエリア
意外と盲点なのは、近所の新着物件をチェックすることです。一旦、住んでしまった後でも、当然そのエリアの住人の入れ替わりは常にあるので、引越し当時に空いていなかった好条件の物件に巡り会うことができます。
また、地元での引越しは土地勘がある分、部屋の条件さえ合えば即決できるので、外から引越してくる人よりも素早く引越しを決断することができます。
以上が「引越し投資をすれば家賃は抑えられるよ」というお話でした。
引越しは、手間がかかるのでどうしても億劫になりがちですが、家賃の節約効果は絶大です!ぜひ、低人気エリアや自宅付近の新着物件の定期チェックで、低コストで素敵な部屋探しを始めましょう!
ここからは余談になりますが、
我が家がどんな感じで引越しをしてきたかというお話をしたいと思います。
我が家の引越し遍歴
まず、僕が低家賃に固執するようになった原因は、大学時代の中国留学です。
当時、中国留学で私が借りた部屋は、100㎡以上で家賃5,000円でした。
家族がリフォームして使う前提のコンクリートむき出しの部屋に中古市場で買ってきた家具(ゴミ?)を集めて住んでいました。
こんな経験をしてしまったため、東京の狭い部屋に高いお金を払う気にならず、とにかく安いエリアの部屋を探すことにこだわるようになっちゃいました。
1軒目|北千住(都内の低人気エリア※当時)
当時、23区内で最も人気のなかったであろう北千住に6畳1Kの部屋を借りました。
トイレに男女のマークを貼り付けるセンスには少しイラっときましたが、交通の便もよく、会社まで荒川沿いの土手を自転車通勤できる点がお気に入りです。
2軒目|駒込(山手線駅で最安クラス)
職場の移転とママとの同棲のため、山手線駅の物件を探し、路線内最安駅ということで駒込駅にお引越し。
写真があまりなかったのですが、部屋はかなり広くなりました。駒込という、住んでなきゃ絶対におりないであろう駅は、とても探索しがいのある街で、この頃は駒込のお店を応援するため、せっせと食べログの投稿をしていました。
※ひさびさに食べログのマイページをのぞいてみたら、半分以上閉店してました(TдT)
3軒目|金町(23区内で最安駅)
ママの里帰り出産のため、一人暮らし用の狭めの部屋にお引越し。
さすがに一人暮らしで写真は取らなかったようです。。。目の前が踏切でうるさかったですが、住み始めるとすぐに慣れました。
4軒目|南砂(JKK物件)
3人暮らし再会で、保育園に通いやすいママゾンの職場の近くの部屋を探すも、やはり都心は家賃が高いため、南砂のJKK(東京都住宅供給公社)で「人生で一度は団地に住んでみたい」という夢を実現しました。
JKKの物件は、面倒な書類をたくさん書く必要がありますが、敷金以外の初期費用がかからず、都内では希少な広めの部屋が格安で借りられます。
ただし設備は、、、初のバランス釜や配管むき出しのトイレなど、昭和の歴史を感じさせるものばかりでした。
隠れたメリットとして、かなり広い団地の敷地内にほぼ車が走ってないので、小さい子供を安全に遊ばせられる環境が時期的にちょうど良かったです👍
5軒目|【秘密】(中古マンション購入)
僕には、家賃ですら払いたくないのに家を買うなんて発想は全くありませんでしたが、“リノベーション”というコンセプトに感銘し、セミナー参加後、即中古マンションを買うことを決意。
※メールを見たら8/9のセミナー参加後、2日後に申込金を入金してます。怖っ!
言い訳をさせてもらうと、月々の支払額は「ローン支払い」と「管理費」を合わせても、団地の家賃よりも安くなりました。住心地も最高に良かったです。
6軒目|【秘密】(中古マンション売却)
その後、海外移住を決意し、マンション売却してすぐに売れちゃったので、取り急ぎのお引越し。急だったので選択肢が少なく、今回ばかりは家賃は高めです。
引越し関連おすすめサービス
引越し関連のおすすめ記事をまとめてご紹介します。
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結論 引越しは面倒だけどメリットも多い
というわけで長くなりましたが「家賃節約のコツ」についてご紹介させて頂きました。
最後だけ例外になりますが、基本的には環境の変化に合わせて、お得な部屋を求めて引越しを繰り返してます。
安い部屋ばかりに住んでいると気持ちどんよりしちゃう方もいるかも知れませんが、どんな環境でも楽しめるポジティブさを持った方であれば、ぜひ「引越し投資」にチャレンジしてみて下さい!