こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。
2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。
海外居住者となってしまうと、日本の銀行や証券会社が利用できなくなると知り、居住国によらず無料(条件付き)で口座維持ができるアメリカの銀行口座(旧ユニオンバンク)と証券口座(Firstrade証券)の口座開設しました。
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海外移住の第一歩は何はともあれ、パスポートの取得から始まります。
日本のパスポートは、227の目的地のうち189箇所にビザなしで訪問できる世界第3位の最強クラスのパスポートと評価されています。
しかし、残念なことに日本のパスポート取得率は25%程度(世界平均60%程度)ともともと低く、パンデミックの影響を受けて20%未満にまで低下してしまいました。
MOTTAINAI!
そこで今回の記事では、微力ながら「パスポートの取得方法」について、わかりやすくまとめてみたいと思います。
パスポート申請の全体像
まずは、パスポート申請の全体像を詳しく解説します。
パスポート申請の手続き【3ステップ】
パスポート申請の手続きは、以下の3ステップです。
- 必要書類を揃える:申請前に4つの書類を用意します。
- 専用窓口で申請する:必要書類をパスポート申請の窓口に持っていき、申請します。
- 専用窓口で受領する:申請承認後、改めて窓口に行き、パスポートを受け取ります。
なかなかアナログな作業だらけでめんどくさいですが、、、やることはシンプルです。
パスポート申請に必要な書類【4点】
パスポート申請には、以下の4つの書類が必要です。
- パスポート申請書【公式ダウンロード】
- 戸籍謄本(原本)【申請日前6か月以内】
- 写真【縦4.5cm×横3.5cm / 縁なし / 無背景 / 申請日前6か月以内に撮影】
- 申請者の本人確認書類【マイナンバーカード / 運転免許証 / その他(詳細)】
パスポートの発行手数料【1.6万円】
パスポートの発行手数料は、パスポートの有効期間や申請者の年齢によって異なります。
パスポート申請の種類 | 東京都 手数料 | 収入印紙 | 合計 |
---|---|---|---|
一般旅券発給申請 10年間有効 | 2,000円 | 14,000円 | 16,000円 |
一般旅券発給申請 5年間有効(12歳以上) | 2,000円 | 9,000円 | 11,000円 |
一般旅券発給申請 5年間有効(12歳未満) | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 |
パスポート申請の窓口【住民票のある都道府県】
パスポート申請の窓口は全国各地にあります。
申請は、住民票の登録のある都道府県のパスポートセンターで申請する必要があります。
東京都には、【 新宿 / 有楽町 / 池袋 / 立川)】の4箇所にパスポートセンターがあります。
東京パスポートセンターで混雑回避するための裏技
東京のパスポートセンターの窓口は、慢性的に混雑しています。
そのため、事前に窓口の混雑状況を確認し、時間を有効に利用することが重要です。
パスポート申請窓口の混雑状況
窓口混雑状況配信|東京都生活文化スポーツ局 (tokyo.lg.jp)
その他、各都道府県の申請場所については、外務省のサイトを参照してください。
参照サイト
>> パスポート申請先都道府県ホームページへのリンク
パスポート発行までに必要な期間【最短1週間】
パスポートの申請から発行までには1週間程度の期間が必要です。
ただし、申請の混雑状況や申請書類の内容により変動します。
パスポート申請に必要な書類【2点】
パスポート受取には、以下の2つの書類が必要です。
- 申請時に渡された受領証
- 手数料(収入証紙及び収入印紙を受領証に貼付)
パスポートセンターには郵便局などが併設されており、現地に行けば手数料の支払いができます。
原則現金での支払いになりますが、東京ではクレジットカード払いに対応した窓口もあります。
パスポート申請で注意すべき項目
パスポート申請には、いくつか注意すべき項目があります。
- 住民票の登録がある都道府県で申請する必要があります。
- 戸籍謄本は本籍地で取得する必要があります。
- パスポートの写真は履歴書の写真とはサイズが違います。
- 氏名のローマ字表記は、原則修正ができないため厳重にチェックしてください。
パスポート受領後にすべきこと【たびレジ・ORRnet】
パスポートを受け取った後、旅行先によっては「たびレジ」または「ORRnet」への登録が必要となります。これらの登録は、海外での安全確保のために重要です。
結論 パスポートは”お守り”である
今回の記事では「パスポートの取得方法」について、まとめてみました。
パスポートの取得には、お金も時間もかかりますが、今すぐ海外に行くつもりがないとしても、取得しておくことを強くオススメします。
その理由は2つあります。
①パスポートがあれば、明日にでも海外に行ける【自由】
②不測の事態で国外に避難する場合、すぐに取得が難しい【保険】
①に関しては、年間1,600円で人生の選択肢が増えるなら、かなりお得だと思いませんか。
マザー牧場の年パスでも1年2,100円しますよ!
「海外に出れる」と「マザー牧場に入り放題」さあどっちが嬉しい?(←やや失礼🙏)
②に関しては、地震や原発などの災害時に海外に避難する必要がでた場合、パスポートを持たない国民(約80%)がパスポートの取得に殺到。そんな状況でパスポートが手に入るでしょうか?
年間1,600円でその不安が解消できれば、安いものだと思いませんか?
もちろん、何にお金と時間をかけるかはあなたの価値観次第!
身の回りの年額1,600円のモノやサービスと比較して検討してみてください。
ではまた!
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