▶ビットコイン自動積立プログラム「note」で販売中!
【PR開示】当ブログの記事には、アフィリエイトリンクが含まれている場合があります。 詳しくは利用規約をご覧ください。

Firstrade証券の確定申告がラクになる!自動計算ツール(β版)【開発メンバー募集中】

Firstrade証券の確定申告がラクになる!自動計算ツールの決定版 確定申告
この記事は約13分で読めます。

こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。

2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。

海外居住者となってしまうと、日本の銀行や証券会社が利用できなくなると知り、居住国によらず無料(条件付き)で口座維持ができるアメリカの銀行口座(旧ユニオンバンク)と証券口座(Firstrade証券)の口座開設しました。

関連記事
>> 米国ネット証券会社「Firstrade」口座開設方法【15分で完了】
>> Firstradeへの送金にも使える!プレスティアSMBC信託銀行が意外とイケてる理由
>> 海外送金Wise(ワイズ)の魅力とは?海外移住者が選ぶ3つの理由

2023年 Firstrade証券が全米7位の高評価!!

先日、ある読者の方から心に響くメッセージをいただきました:

毎年確定申告を憂鬱に感じながらやっています。税理士も探しましたが、なかなかうまくいかず、いつも手探りで申告しています。同じように悩んでいる人と情報共有できるコミュニティがあれば…

これは、先日私が受け取った一通のメッセージです。海外移住を目指して、Firstrade証券での投資を始めた多くの方が同じ悩みを抱えているのではないでしょうか。

そんな中で気づいたのは、この問題を抱えているのは決して私一人ではないということ。しかし、税理士に依頼すれば15-20万円という費用が発生し、かといって完全に自力で行うのも不安…。

私自身、同じ経験をしてきました。

そこでみんなであいのりの税理士さん(アドバイザー)を雇えないか?という発想でアンケートを投稿してみたのですが、、、

税務アドバイスを提供するためには税理士さんを雇う必要があるので、最低でも2万円くらいは支払いが発生するなぁ、、という思惑で始めたアンケートの結果は0票!

自身の影響力のなさを思い知らされ、“参加者を募る方法”を模索していました。

人望のない私は人を集める手段として「確定申告の作業を劇的に簡単にする自動計算ツール」を作り、ツール君の方で人を集めてもらうことにしました。

プログラミングレベル初級レベルなので、AIの力を借りつつ5日間缶詰めになって、超シンプルな計算ツールを開発しました。Firstrade証券の取引データをアップロードするだけで、為替換算から確定申告用の書類作成まで、わずか3分で完了できる自動計算ツールです。

https://firstrade.nomadkazoku.com/

このツールは基本の分析機能を無料で提供していますが、確定申告書類作成に必要なCSVエクスポート機能は月額500円のnoteメンバーシップ限定としています。これは、継続的なツールの改善とサポートを提供するためです。

  • メンバーシップ参加者限定ページにて、CSV出力用のパスワードを提供します
  • パスワードは毎月1日に参加者限定ページで公開されます
    ※月の途中参加の場合、翌月分のパスワードも確認できるので実質2ヶ月使えます^^;
  • 開発自体は僕の方で担当します。貴重なご意見をおまちしております 🙇‍♂️

もちろん確定申告のために1ヶ月だけ参加して、用が済んだらサヨウナラ!でも構いません。

ただし、このツールは単なる計算補助に留まらず、メンバーの皆様の声と共に、より使いやすく、より正確で、より便利なものへと進化させていきたいと考えています。

例)ジャンル分類ポートフォリオ、リバランス候補のサジェスト機能など

「確定申告の孤独で憂鬱な気分を解消したい…」

その思いが、今回のプロジェクトの出発点です。

まずは確定申告という大きな壁を、共に乗り越えていきましょう!

※私自身はマレーシア在住のため、確定申告はしないのですが、、、(๑>؂<๑)

なぜFirstrade証券の確定申告が面倒なのか

国内証券会社との大きな違い

国内の証券会社では「特定口座」を利用することで、確定申告が簡単に済ませられます。しかしFirstrade証券では、すべての取引を一般口座として扱う必要があります。

そのため、以下の作業が必要になります:

  • 取引履歴の管理
  • 為替レートの確認
  • 日本円換算の計算
  • 確定申告書の作成

特に面倒なのが、取引ごとの為替レートの確認です。配当金の受け取りや株式の売買など、すべての取引において為替レートを確認する必要があります。

為替レート計算の煩雑さ

実際の例を見てみましょう。ある投資家が以下の配当金を受け取った場合:

取引例:
- 支払日:2024年6月15日
- 配当金額:$24.74
- 源泉徴収後:$22.27
- その日の為替レート:¥142.57

これを日本円に換算すると:

  • 配当金額:$24.74 × ¥142.57 = ¥3,527
  • 源泉徴収後:$22.27 × ¥142.57 = ¥3,175

この計算をすべての取引について行う必要があります。

年間取引の集計作業

イメージしている投資家さんの年間取引数は、以下の用な感じ。

取引種類回数必要な作業
配当受け取り48回為替レート確認、日本円換算
株式売買12回購入時・売却時の為替レート確認、損益計算
その他収入4回為替レート確認、日本円換算

合計で60回以上の為替レート確認が必要になり、これらをExcelで管理するのは非常に時間がかかります。

関連記事
>> 海外証券口座(Firstrade)利用時の確定申告方法【俺の暫定版】
>> Firstrade(海外証券口座)の配当金を確定申告する方法|外国税控除で二重課税を還付
>> Firstradeの確定申告を簡単に!売却せずに利益を管理する方法

自動計算ツール(β版)で解決できること

作業時間を大幅に短縮

当ツールを利用した投資家の声(※イメージ)をご紹介します。

確定申告の作業時間が8時間から30分に短縮できました。特に為替レートの確認作業がなくなり助かっています。
(都内在住・会社員 Aさん)

初めての確定申告でしたが、ツールのおかげで迷うことなく準備できました。
(神奈川県在住・自営業 Bさん)

想定する作業時間の比較:

作業内容手作業自動計算
CSVダウンロード5分5分
為替レート確認30分0分
計算作業15分0分
確認作業60分25分
合計時間150分30分

できること / できないこと

本ツールの機能と制限事項を明確にご説明します。

できること:

  • Firstrade証券のCSVファイルの読み込み
  • 為替レートの自動取得(2019年以降)
  • 日本円換算の自動計算(明細プレビュー数は上限あり)
  • CSVファイルのエクスポート(noteメンバーシップ【月額500円】限定)

できないこと:

  • 税務に関するアドバイス(税理士法違反行為
  • 確定申告書の自動提出
  • 他社の証券取引データの処理
  • 過去の為替レートの修正
  • 配当金の源泉徴収(額)の判定(※)
※源泉徴収額の自動判定について

源泉徴収額は、Firstradeから出力される取引履歴のCSVに記載がないケース(3割程度)が存在します。その場合は、月次発行される明細書(Statement)から、源泉徴収に該当する金額を追加で入力して頂く必要があります。

必要な書類

Firstrade証券の管理画面から、以下の2種類のCSVをダウンロードする必要があります。

配当金明細用CSV

Accounts > Tax Center 内 “Download Account Information”にて、CSVファイルと期間を選択してダウンロード

ファイル名:FT_CSV_[口座番号].csv

こちらは、Firstradeの全ての取引履歴をダウンロードするCSVファイルです。
計算に使用するのは、以下の4項目です。

項目説明用途
Symbol銘柄コード取引銘柄の特定
Action取引種類配当・売買の判別
TradeDate取引日為替レート適用日
Amount取引金額(USD)円換算の基準額

TradeDateを基準に、為替レート、配当金(円)を計算しています。

取引種類の中で、以下の3項目をフィルタリングして出力しています。

項目説明用途
Dividend配当金株式の配当金
Interest利子口座内のCashに対する利子
Otherその他例外処理(配当金の源泉徴収を含む)

今のところ、源泉徴収額の自動計算には非対応です。

仕組み的には実装も可能なのですが、、、Otherの中には様々な例外処理が含まれているため、一通り目を通しておくのが安全かなと考えて、素のデータを残してあります。

DRIP(配当自動再投資) を使用していない場合、配当金の源泉徴収はありません。

売買損益用CSV

Account > Gain/Loss 内 “Download CSV”からダウンロード ※前年分のみダウンロード可能

ファイル名:FT_GainLoss_[口座番号].csv

こちらは、年間の売買損益をまとめたCSVファイルです。
計算に使用するのは、以下の8つの項目です。

項目説明用途
Symbol銘柄コード取引銘柄の特定
Description銘柄名銘柄の詳細確認
Quantity取引数量売買数量の確認
Date Acquired取得日購入時の為替レート適用日
Date Sold売却日売却時の為替レート適用日
Sales Proceeds売却額(USD)売却時の円換算基準額
Adjust Cost取得額(USD)取得時の円換算基準額
Net Gain/Loss損益額(USD)確定損益の計算

Date Acquired、Date Soldを基準に、為替レート、取得額(円)、売却額(円)、損益額(円)&損益率を計算しています。

為替レートデータについて

当ツールでは、Frankfurter API を利用して為替レートを自動取得しています。

Frankfurterとは?

欧州中央銀行(ECB)が公開している外国為替参照レートをベースにした、信頼性の高い為替レートAPIです。国際金融の中心地であるフランクフルトの欧州中央銀行のデータを使用していることから、この名前が付いています。

特徴説明
データソース欧州中央銀行(ECB)の公式レート
更新頻度毎営業日更新
提供通貨30以上の主要通貨に対応
【重要】為替レートに関する法令上の取り扱いについて

所得税基本通達57の3-2の(注)1によれば、「合理的なものを継続して使用している場合には、これを認める」とされています。

当ツールで使用するECBの為替レートは:

  • 国際金融市場で広く参照される公的機関が提供する相場である
  • 毎営業日の相場を継続的に使用している
  • 取引の都度、同一の基準で適用している

という点で、「合理的なものを継続して使用」という要件を満たしています。

※土日祝日など為替レートが公表されない日は、直前の営業日のレートが自動的に適用されます。

自動計算の具体的な手順

ツールへのアクセス方法

Firstrade証券取引分析ツールは以下のURLから、どなたでも無料でご利用頂けます。

https://firstrade.nomadkazoku.com/

CSVファイルのアップロード方法

1. 配当金明細のアップロード

  1. 「配当金CSV追加」ボタンをクリック
  2. ダウンロードしたCSVファイルを選択
  3. アップロード完了まで待機(約5秒)

2. 売買損益データのアップロード

  1. 「売買損益CSV追加」ボタンをクリック
  2. ダウンロードしたCSVファイルを選択
  3. アップロード完了まで待機(約5秒)

自動計算の実行と確認

アップロード後、以下の処理が自動で実行されます:

  1. データの検証
    CSVファイルの形式チェック / 必要なデータ項目の確認 / 日付形式の検証
  2. 為替レートの取得
    各取引日の為替レートを自動取得 / 取得できない場合は前営業日のレートを使用
  3. 計算処理
    配当金の円換算 / 売買損益の円換算 / 集計処理

所要時間は通常数秒間です。

配当所得の確認方法

※AIが生成したダミーの取引データを分析

年間サマリー

  • 年間配当金(米ドル・日本円)
  • 年間利子(米ドル・日本円)
  • 総合計(米ドル・日本円)

月次明細

  • 月次配当所得(配当金&利子)(米ドル・日本円)
    → クリックで明細を確認

※インポートしたすべての合計が表示されますので、CSVの準備段階で期間指定をしてください

譲渡所得の確認方法

※AIが生成したダミーの取引データを分析

年間損益サマリー

  • 米ドル建て損益額(率)
  • 日本円建て損益額(率)
  • 平均購入時レート
  • 平均売却時レート

銘柄別実績

  • 各銘柄の損益額(率)
    → クリックで明細を確認

最終確認のポイント

配当所得(米ドル換算)に関しては、月次ステートメントを活用して、2重チェックをしておきましょう!

私の場合、2024年分の取引履歴で1件(1ドル程度)の差異があったので、差額を調査したところ、Return of capital(投資元本の一部返還)という項目が取引履歴上で“Dividend”として分類されていました。

あくまで返還金なので、確定申告の所得額からは対象外としても良さそうです。

✅ 配当所得と月次Statementの一致確認

Account > E-Documents > Statements

から、確定申告分のStatementsをダウンロード

2ページ目Income And Expense Summary内の①〜④の項目の合計金額を計算

該当月(例では1月分)の数字が一致すればOK!

もし数字に差異がある場合は、差額の数字で検索をかけて、該当する明細を確認しましょう。

更に余力があれば、以下の項目も確認しておきましょう!

基本情報の確認

  • [  ] 為替レートの適用日は正しいか
  • [  ] すべての取引が含まれているか

計算結果の妥当性確認

  • [  ] 前年比で大きな変動はないか
  • [  ] 為替の影響は適切に反映されているか

確定申告の効率化とコスト削減を実現

本ツールの利用により、以下のメリットが得られます。

📊 作業時間の削減

  • 手作業:1-2時間 → ツール利用:30分
  • 確定申告期限に余裕を持った対応が可能

💰 コスト削減

  • 税理士費用:15-20万円 → ツール利用:月額500円

🔍 正確性の向上

  • 手計算のミスを防止
  • 為替レートの適用誤りを防止
  • データの自動検証機能

今すぐ無料会員登録で、確定申告作業の効率化を体験してください。
メンバーシップ会員(月額500円)では、さらに以下の機能が利用可能です。

  • 計算結果のCSVエクスポート

我こそはと思う方の参加を心よりお待ちしております。

ではでは!

【免責事項】本ツールは確定申告の計算を補助するものであり、税務アドバイスを提供するものではありません。最終的な確定申告の内容については、必ずご自身でご確認ください。不明な点がある場合は、税理士にご相談することをお勧めします。

よくある質問と注意点

計算結果の正確性について

Q: 計算結果はどの程度正確ですか?

ツールの計算結果には、慎重を期して開発していますが、最終的な確認は必ずご自身で行ってください。

Q: 為替レートの取得元は信頼できますか?

欧州中央銀行(ECB)の公表レートを使用している信頼性の高いデータです。

データの取り扱いについて

Q: 個人情報の取り扱いは?

サイト内ではいかなる個人情報は取得していません。
アップロードされたCSVからも個人情報は抽出されませんが、不安な場合はCSVのファイルから口座番号を削除するなどの処理を行ってください。

Q: アップロードしたデータは安全ですか?

資産に関わる情報なので、プライバシーな情報を取得しないよう心がけました。
本ツールのデータの処理方法とソースコードの透明性について説明いたします。

1. データの処理方法
– 為替レートは、Frankfurter APIから前営業日分を取得
– その他、すべての計算はブラウザ上で完結
– アップロードされたCSVファイルはメモリ上でのみ処理
– 計算完了後、ブラウザを閉じると自動的にデータは消去

セキュリティ上の注意点:
– CSVから口座番号などの個人情報は削除することを推奨
– 公開Wi-Fiでの利用は避ける
– 処理完了後は速やかにタブを閉じる

2. ソースコードの透明性
– GitHub上でソースコード公開:
https://github.com/165cm/firstrade-calculator-app

確定申告時の注意点

Q: 税理士に相談する必要はありますか?

本ツールは計算の補助ツールです。
確定申告の方法や税務判断については、必要に応じて税理士にご相談ください。

Q: 計算結果に誤りがあった場合は?

計算結果について不明点や疑問点がある場合は、サポートまでお問い合わせください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました