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基本手数料無料!Firstrade証券の料金表を徹底解説!

基本手数料無料!Firstrade証券の料金表を徹底解説! Firstrade
この記事は約7分で読めます。

こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。

2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。

海外居住者となってしまうと、日本の銀行や証券会社が利用できなくなると知り、居住国によらず無料(条件付き)で口座維持ができるアメリカの銀行口座(旧ユニオンバンク)と証券口座(Firstrade証券)の口座開設しました。

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2023年 Firstrade証券が全米7位の高評価!!

アメリカのFirstrade証券を使いはじめてはや3ヶ月。
ちまちまと購入しているETFの購入回数は75件にも上り、ほぼ毎営業日のペース^^;

Firstrade ETF 購入

もちろんこれはFirstrade証券が取引手数料無料だからこそなせる技。

取引手数料が無料だということは、体で理解しましたが、よくよく料金表を見てみると他にも色々と無料で出来ることに気づきました。

今回の記事では、Firstrade証券手数料の料金表について深堀りしてみたいと思います。

基本手数料無料!Firstrade証券の料金表を徹底解説! 

Firstrade証券の取引手数料について、公式サイトの料金表をベースに日本語で補足を加えながら解説したいと思います。

手数料ほぼゼロ?ビジネスモデルの仕組み

Firstradeを際立たせているのは、可能な限り低いコストで高品質の投資サービスを提供するというコミットメントです。これは、投資家にとって非常に魅力的な機能である、0ドルの株式とオプション取引の提供に表れています。

Firstradeの手数料無料の謎

日本証券経済研究所の清水さんが「アメリカの証券委託売買手数料無料のビジネスモデル」というレポートで手数料無料の理由について分析されています。

【仮説】
そもそも手数料収益が占める割合は低いので、以下の収益源でまかなえる。

収益源① 預金金利の利ざや
→ 証券口座の余剰資金(金利0.01%)を銀行口座にスイープした金利差で稼ぐ
収益源② 注文回送からの報奨金
→ 米国では証券取引所の数が多く競争があるため注文に報奨金が出る

さらに、Firstradeは中国語(北京語/台湾語)で豊富なコンテンツと電話サポートを提供した国際アカウントにも対応。中国語を話す投資家にとって便利な選択肢となっており、海外顧客に選ばれることによって、その基盤をより大きなものにしています。

Firstrade証券の取引手数料

Firstrade証券の基本的な取引手数料すべて無料です。

取引商品取引商品手数料
Stocks株式$0
ETFsETF$0
Mutual Funds投資信託$0
Optionsオプション$0
Fixed Income債券Net Yield Basis
Fixed Income(Primary Market CDs)債券$30

株式、ETF、投資信託の取引だけでなく、オプション取引までもが手数料無料です。
(#オプション取引何ソレオイシイノ?)

Firstrade証券では、2018年8月から継続して手数料無料なので、一時的なキャンペーンなどではなく、フリーミアムなビジネスモデルとして成立させていることが伺えます。

また基本的な債券は運用利回りの中に手数料が含まれており、Firstrade証券が発行主体となる債券のみ手数料$30が必要です。

“手数料無料の謎”について2020年7月に公式回答が出ました!

Firstrade証券の「CRS(顧客関係概要/英語)」にて、手数料無料の理由について語られています。
以下の記事で、抜粋したものを日本語で紹介していますので、興味のある方は合わせてどうぞ!

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Firstrade証券のマージン率

Firstrade証券では口座内の現金や株式などを担保としたマージンローン(証拠金取引)を行う事ができます。マージン率は以下の通りです。

マージンバランスマージン率実効レート
$1,000,000 +BASE – 2.25%4.50%
$500,000 ~ $999,999BASE – 1.65%5.10%
$250,000 ~ $499,999BASE + 0.25%7.00%
$100,000 ~ $249,999BASE + 0.50%7.25%
$50,000 ~ $99,999BASE + 1.00%7.75%
$25,000 ~ $49,999BASE + 1.50%8.25%
$10,000 ~ $24,999BASE + 1.75%8.50%
$0 ~ $9,999BASE + 2.00%8.75%

※2020年3月31日現在、現在の基本レート(BASE)は6.75%です。予告なく変更する場合があります。

マージンローン中は、マージン率を日割りで返済する必要があり、短期取引に重宝しそうですが、今のところ僕は使用したことがありません。

Firstrade証券の金利

Firstrade証券では、口座内の現金に対し、金利を受け取ることが出来ます。

クレジット金利

現金残高割合
$0 – $24,9990.01%
$25,000 – $99,9990.01%
$100,000 – $499,9990.01%
$500,000 – $999,9990.01%
$1,000,000 +0.01%

米国銀行のセービングス口座の金利と比べると1/5程度と低いですが、ACH送金には時間を要するため、取引が必要な自体に備えて、一定の現金残高は口座においておきましょう。

僕の口座では、毎月中旬に数円程度の金利が発生してます(´;ω;`)

FDIC保証預金レート

現金残高割合
$0 – $24,9990.01%
$25,000 – $99,9990.01%
$100,000 – $499,9990.01%
$500,000 – $999,9990.01%
$1,000,000 +0.01%

FDICとは、米連邦預金保険公社(Federal Deposit Insurance Corporation)のことで、被保険銀行における預金を保護するために設立された機関です。

 FDIC Sweep Program というものにより、利息が発生するようですが、詳しい仕組みについては私の英語力では完全には理解できず、、、引き続き調査します^^;

Firstrade証券の特別サービス手数料

証券取引以外にも様々な無料で利用できるサービスがあります。
たくさんあるので、普段使いのサービスを抜粋してご紹介。

アカウントのメンテナンス

サービス内容サービス内容費用
Electronic statements (All types)電子明細書$0
Electronic Trade confirms電子取引で確認$0
Electronic Prospectus電子目論見書$0
Electronic Tax Documents (All types)電子納税書類$0

投資サービス

サービス内容サービス内容
Real-Time Quotesリアルタイムの見積もりFree
Streaming Quotesストリーミング見積もりFree
Dividend Reinvestment Plan (DRIP)配当再投資(DRIP)Free
Periodic investment plan定期投資Free

銀行サービス

サービス内容サービス内容費用
ACH Electronic transferACH電子送金$0
Regular Check Delivery定期小切手配達$0
Outgoing Wire Transfers (Domestic)送金(国内)$30
Outgoing Wire Transfers (Foreign)電信送金(外国)$35

競合ネット証券との手数料比較

2019年末からアメリカネット証券は無料化バトルの真っ只中ですが、その中でも他を圧倒するのがFirstrade証券です。

サービス名FirstradeTD
Ameritrade
E*TradeCharles
Schwab
Fidelity
オンライン
取引
$0$0$0$0$0
オンライン
オプション取引
$0$0 +
$0.65/契約
$0 +
$0.65/契約
$0 +
$0.65/契約
$0 +
$0.65/契約
オンライン
投資信託取引
$0$49.99$49.99$49.95$49.95
最低入金額$0$0$500$0$0

株式やETFの取引については、アメリカではかなり無料化が進みましたが、オプション取引や投資信託はいまだ有料が主流です。

なお、取引手数料の無料化について、公式なビジネスモデルは公表されていないようです。
極秘の企業努力で収益を生み出しているようですが、噂レベルしか見当たりませんでした。

まとめ

以上「Firstrade証券の手数料」についての解説でした。

手数料の安さは投資をする上で重要事項です。

まだまだ投資の経験値不足のこの僕が投資の勉強しながら取引経験を積むためにも、Firstrade証券の売買手数料無料は非常に心強いです!

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