こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。
2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。
海外居住者となってしまうと、日本の銀行や証券会社が利用できなくなると知り、居住国によらず無料(条件付き)で口座維持ができるアメリカの銀行口座(旧ユニオンバンク)と証券口座(Firstrade証券)の口座開設しました。
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でも、日本からの海外送金って、どうすれば良いの?
という疑問にお答えすべく、海外送金の流れを1枚の図にしてみました。
この記事では、この図をもとに海外送金の流れを解説します。
2022年11月以降、三菱UFJ経由での新規受付は停止されました。
ユニオンバンクなき今、Firstrade証券への送金はプレスティアSMBC信託銀行が代替案となります。
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Firstrade証券への送金・入金方法の全体像
お金の大きな流れは、以下の①~③の流れです。
①日本(滞在国)の銀行
↓ Wise
②ユニオンバンク
↓ ACH
③Firstrade
つまり、海外居住者がFirastrade証券で米国株投資を始めるためには、
の口座を開く必要があります。
続けて、各サービスについて、解説します。
※なおこの海外送金システムは、初心者で100万円未満の少額投資をしたい方におすすめの方法です。もし一度に数百万円の高額送金ができる場合、外貨送金用口座やFX口座などを組み合わせて、送金システムを構築した方がお得です。
Firstrade証券に最速で入金するための口座開設手順
口座開設に最も時間がかかるのは、ユニオンバンク(約2週間)です。
まずは、ユニオンバンクの口座開設作業を最優先し、待ち時間を利用して、その他の口座開設&ACH設定(即日完了)を行いましょう。
海外送金「Wise」のメリット・デメリット
海外送金には「Wise(ワイズ)」を使用します。
Wiseの主な特徴は、以下の通り。
Wiseは、世界中に銀行口座をネットワーク化しており、海外送金にかかる中間コストを大幅に削減してくれます。その「実力」を下のボタンから一度試してみて下さい!
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米国内送金「ACH」のメリット・デメリット
米国内の送金には「ACH」を使用します。
ACHとは、Automated Clearing Houseの略で、直訳すると「自動手形交換所」という意味です。
米国内のお金のやり取りを一箇所に集約して管理することで手間を削減し、手数料を抑える(無料)にすることができます。
ACHの特徴は、以下の通り。
Firstrade証券のACH設定方法については、「Firstrade証券のACH送金の登録方法【3ステップ】と使い方」という記事で詳しく解説しています。
読者さんからのよくある質問
読者さんから良い質問を頂いたので追記させて頂きます。
Wise → Firstradeへの直接入金
Q.日本の口座からWiseを使って、直接FirstTrade口座ということはできないのでしょうか?
A.Wiseでは、証券口座への送金はできません
トランスファーワイズ公式サイトのよくある質問に「証券口座あての送金はできません」との記載があります。
「チェッキング(checking)セービング(savings)口座へのみ送金可能」という記載の通り、現時点では、銀行口座↔銀行口座の送金にしか対応していないため、面倒ですが、一旦米国の銀行口座(ユニオンバンク等)を経由する必要があります。
Wise(マルチカレンシー口座) → Firstradeへの直接入金
2020年9月よりWiseのマルチカレンシー口座が利用できるようになりました。
マルチカレンシー口座では、主要通貨の現地銀行口座も無料で作ることができます。
この現地銀行口座を利用して、直接ACHを繋げられれば、手間が減るぜ!
と思いつき、メールでお問い合わせしてみたものの、、、
「Wise 又は、第三者のオンライン転送サービスはサポートしていません」とあっさり否定されてしまいました^^; 将来的には可能性はあると思いますが、現時点では未対応のようです。
結論 海外送金の手数料だけで米国株取引し放題!
以上「Firstrade証券への送金・入金方法の全体像」について解説しました。
Firstrade証券の2大メリットは、、、
海外居住中も米国株投資を続けたい方、日本国外に資産を分散したい方は、是非参考にして頂ければと思います。