こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。
2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。
産油国であるマレーシアは電気代が安く、半導体のシェアもなにげに世界7位と知り、ビットコインのマイニングを始められないものかと妄想する今日このごろです。
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海外移住の準備期間中、国際送金の代替手段にもなるビットコインに積立投資してきました。
しかしながらビットコインを始めとした暗号資産(仮想通貨)は、値動きが激しい為、値段を気にせず購入できる「ドルコスト平均法」による自動積立がしたいと思い、プログラミングの勉強も兼ねて独学で暗号資産(仮想通貨)積立プログラムを開発しました。
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現時点で、国内4つの暗号資産取引所に対応させたのですが、さらにコレクション欲求が湧き出てきたので、一度、主要な取引所のAPI対応状況について調べてみたいと思い立ちました。
今回の記事では、暗号資産取引所の「API対応状況」ついでに「積立サービス」の有無を一覧表にまとめます。
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暗号資産(仮想通貨)取引所 オススメAPI 一覧表
国内暗号資産取引所の「API対応状況」「積立サービス」の有無は、以下の表の通りです。
取扱通貨の種類を優先するなら、BitTrade がオススメです。
一方bitbankは、メイカー(取引価格を提示する側)の場合、マイナス手数料(≒キャッシュバック)※となるので、頻繁に自動売買をするようなケースではとても有利です。
※一部銘柄を除く
また、独自の自動積立サービスに対応する取引所もあります。
しかし、取引所が提供する自動積立サービスを利用する際にはデメリットもあります。
暗号資産取引所の「自動積立サービス」のデメリット
そもそもなぜ私が独学でプログラミングを勉強してまで、APIの利用にこだわったのか?
それは現時点で、取引所が提供する「自動積立サービス」を利用した暗号資産の購入は「販売所」からの購入になってしまうと知ったからです。
◎ 取引所
→ ユーザー同士が価格交渉し、取引所に手数料を支払って購入する方法
● 販売所
→ 取引所が提示する価格で購入する方法
一般的に、暗号資産の価格は 販売所 > 取引所 になると言われています。
これは企業の立場で考えると当然のことです。
取引所|確実に手数料だけ手に入る=リスクがない
販売所|在庫の価格が上下してしまう =リスクがある(ゆえに価格を高めに設定すべき)
高いと言えど、その価格差は数%なので「自動積立サービス」という便利な機能を使うための手数料だと割り切ってしまうのも一つの考えかもしれません。
が、わたしは納得できず、膨大な労力をかけて、積立機能を開発しました。
正直、手数料を払ってしまった方がよっぽどラクでしたよ(´;ω;`)
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ちなみに、参考までに2022年5月4日22時頃の取引所と販売所の価格差をスクショして見ました。
値動きが激しいほど、確実に損失を出さないために販売所価格の価格差は大きくなります。
実際どの程度の価格差があるのか、ご自身の口座で、販売所 v.s. 取引所を比較してみて下さい!
暗号資産取引所 APIキー取得方法
各取引所のAPI取得方法について、それぞれ解説します。
bitbankのAPIキー/シークレットキー取得方法
bitbankでのAPIキー取得手順は、以下の通りです。
BitTradeのAPIキー/シークレットキー取得方法
BitTrade でのAPIキー取得手順は、以下の通りです。
コインチェックのAPIキー/シークレットキー取得方法
コインチェックでのAPIキー取得手順は、以下の通りです。
bitFlyerのAPIキー/シークレットキー取得方法
bitFlyerでのAPIキー取得手順は、以下の通りです。
GMOコインのAPIキー/シークレットキー取得方法
GMOコインでのAPIキー取得手順は、以下の通りです。
参考) IPアドレスの取得方法
APIの悪用を防ぐため、ご自身のIPアドレスを入力する場合があります。
自宅のIPアドレスが確認できるサイトはたくさんありますので、”IPアドレス”といったワードで検索してみて下さい。
NordVPN のような「IPアドレスを保護」を提供するサービスのWEBサイトでも確認できます。
API活用事例
自動積立以外にも、APIの効果的な活用方法があります。
その最たるものが「仮想通貨の税金の計算」です。
API連携で税金計算「クリプタクト」
【CRYPTACT(クリプタクト)】 は、仮想通貨の税金計算をサポートするためのウェブサービスです。
仮想通貨の取引に関わる税金の計算や申告作業は複雑な場合があり、手作業で行うと時間と労力がかかります。クリプタクトは、このような煩雑な作業を自動化し、簡単に税金の計算や申告を行えるよう支援しています。
利用者は取引所やウォレットから取得した取引履歴や資産情報をアップロードし、自動的にデータを解析することができます。更に一部の取引所は、APIによる自動連携も可能です。
詳しい使い方については、別記事にまとめましたので、合わせてご確認ください。
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APIとは?
今更ですが、そもそも「APIキー」を知らない人もいるかも知れません。
API(Application Programming Interfaceの頭文字)とは、アプリを作る(プログラムする)ための接点です。
API提供者のマニュアルをもとにアプリを作成し、指定されたデータを送信すれば、操作に必要な情報を受信したり、送信したりできます。
APIには、公開(Public) / 非公開(Private)の2種類があります。
公開(Public)
→ 株価、天気など誰もが知りうる情報
非公開(Private)
→ 資産残高、注文内容、購入履歴など個人しか知り得ない情報
利用には、API(アクセス)キーとプライベートキーの2つが必要
また、非公開情報には、受信(GET) / 送信(POST)の受信(GET) / 送信(POST)のがあります。
APIキーの取り扱いに注意!!
APIの利用には、「APIキー」と「シークレットキー」の2つの情報が必要です。
逆に、この2つが第三者に盗まれてしまった場合、あなたの口座を勝手に(承認した範囲内で)操作されてしまいます。
そのためもしAPIを利用する際は、必要最低限の機能に抑え、特に“日本円の出金”や“暗号資産の送金”といった機能は、できる限り手動で行うようにしましょう!
結論 ひと手間かけて複利効果を最大化!
今回の記事では、暗号資産取引所の「API対応状況」について一覧表にまとめてみました。
APIを使ったプログラムの制作は、最初は何が何やらさっぱりわからないことだらけでしたが、その仕組を理解し、自分流にカスタマイズすることで我が子の様に可愛い存在になりました。
今後も改善を続けていきたいと思います。
ではまた!
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