こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。
2020年3月、コロナショックの暴落をきっかけに初めてビットコインを購入(当時1BTC=50万円)してみたものの、その本質的な価値を理解せず、2倍になった時点ですべて売却してしまいました。。。
その反省を活かし、ビットコインの仕組みを娘(10才)に伝えるつもりで、わかりやすくビットコインの仕組みをkindle本にまとめました。
結果的に、私があまりにもビットコインを推しすぎて、娘は大のビットコイン嫌いになってしまったため、本のタイトルは「ビットコインの仕組みを嫁に教えるための教科書」となりました。
私自身“ビットコイン とは 初心者”とググり、何十というページを読み漁りましたが
「どこをどうわかりやすくしとんねん!難しすぎるわ!」
という内容がほとんどでした。
そこで今回は、私がわかりやすくまとめた本を抜粋し、セルフPRをしたいと思います。
書籍と同じ「もくじ」で構成し、ダイジェストでサクッと内容をお伝えします。
※なんとなくの雰囲気で要約するので、本編と若干齟齬があるかもしれません。あしからず。
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note >> ビットコインの「価値」を改めて学ぶ 【最悪ゼロ、最大は?】
「ビットコインとは何か?」の説明ができますか?
ビットコインって何?と聞かれても一言で説明するのは難しいよね。
ひとまずなんとなくイメージをまとめてみよう。
何となく「儲かる」らしい
「億り人」って聞くと、仮想通貨で儲けたイメージだよね。
テスラなどの企業や機関投資家も運用資産として利用し始め、どんどんお金が集まってるよね。
何となく「危ない」らしい
価格変動が大きく1日10%の値動きは日常茶飯事。
ビットコイン「バブル崩壊」や取引所の「ハッキング事件」など、大規模な損失被害のイメージに加え、詐欺事件も多発しており、安全な資産とはいい難いよね。
何となく「スゴイ」らしい
ブロックチェーン・非中央集権的・分散型台帳技術などなど、ビットコインの説明には難しい言葉が次々に出てきて、いちいち思考停止してしまい、理解が進まないよね。
これらの“なんとなく”を打破するため、難しい言葉・新しい言葉を極力排除して、ビットコインの説明をします!
ビットコインの「希少価値」を知る!
まずはビットコインの「希少価値(レア度)」を知らないことにゃ、興味もわかないよね。
まずは比べてみる
100万円(相当)のプレゼントがもらえるなら、次のうちどれが欲しい?
見方を変えてみる
一旦、とある指標を元にお肉に置き換えてみる。
お肉に品質はほぼ同等だとして、さて、どれが欲しい?
ビットコインは約11.5倍
お肉の話は「供給量」に対し「100万円で買い占められる量」を表してました。
※kindle本は2020年12月時点に書いたので、ビットコインの価格は200万円で35倍となっています。
量が多ければお買い得?
たくさんの量がお得に買えるからとはいえ、本質的な価値がなければ買ってもしょうがないよね。
果たしてこの3つは同等の価値があるといえるのか?
「お金の歴史」をたどって、考えてみましょう
ビットコインの「歴史」を知る!
そもそも「ビットコイン」が作られた理由は何?
そのためにはお金の歴史を知る必要があります。
お金の誕生
お金のない時代は物々交換をしていたけど、保管しにくかったり、量の調整がしにくかったり、とても不便なので、みんなにとって価値がある(欲しい人が多く量が少ない)ゴールドが使われることになりました。
しかし、ゴールドは、重たくて不便だから、ゴールドと交換できる“チケット”が作られました。
現在のお金
ゴールドの交換チケットはとても便利なので、みんなチケットを欲しがりました。
何をやるにもチケットが必要になり、世界中の国がゴールドを貯め込むようになり、その結果、チケットを作るためのゴールドが不足しました。
そんな中、戦争や大不況が起こり、国は多額のチケットが必要になり、、、
「ゴールドとの交換やめます!」宣言
こうして、国の信用を元にした現代の”無限に作れるお金“が誕生しました。
※ちなみに日本では約80年前(1942年)の出来事です。
ビットコインの誕生
ビットコイン誕生のきっかけはリーマンショック。
悪いのは低所得者に無理にお金を貸して大儲けをしていた銀行。
なのに、銀行は多額の公的資金(無限に作れるお金)のおかげで暴落の被害はなかったことに…
怒ったサトシ・ナカモトは、
国が勝手に作れるお金の代わりになるものとして、上限2,100万枚を設定した「ビットコイン」を作り出しました。
ビットコインの未来
ビットコインは、我々が普段使うようなお金に置き換わることは多分ありません。
サトシ・ナカモト自身も「通貨よりもゴールドに近い」と認めています。
ビットコイン v.s. 現代のお金(無限に作れる) どちらに価値があるのか?
その答えは、あなたの心の中にあります!ドーン!
ビットコインの「仕組み」を知る
国の信用には歴史があるが、ビットコインみたいな新参者を信用できるはずないじゃん!
だいたい仕組みが全くわからん、お前の腹の中見せんかい!
Suicaと何が違う?
電子マネーは、利用する国の通貨がベースであり、利用する国の企業が責任を持って管理しています。
一方ビットコインは、プログラムが動いているだけで、管理者はいません。
プログラムを動かすためのコンピューターを貸出す人(マイナー)は、世界中に分散して存在します。
お互いにチェックする「P2P」
ビットコインは、世界共通のおこづかい帳を作って、ビットコインのやり取りを書き込み、マイナーがお互いにチェックすることで取引内容を管理しています。
そんな面倒な仕事だれがやるのさ。
ごほうびザクザク「マイニング」
このおこづかい帳チェックの仕事にはお給料があって、今は平均10分作業で6.25BTC(ビットコイン)≒3,750万円がもらえます。
ただしこのお給料は、チェック作業中の「くじ引き大会」で最初に当たりくじを引いたマイナーだけがもらえます。
もしも、コンピューターの性能が上がり、当たりを見つけるスピードが速くなると、ハズレの量が増えて、自動的に10分程度の作業になるようにプログラミングされています。
時間を封じ込める「ブロック」
この10分ルールは何のためにあるのでしょうか?
それは世界中の人が行う作業に「時計」を使ってしまうと、ネット回線の遅延や端末の設定によって時間がずれてしまう可能性があるからです。
みんなが「くじ引き大会」をしている間に発生した取引をひと塊として、封じ込めることでブロック化すれば、時計なしでも時間を区切ることができます。
一度封じ込められたブロック(取引の記録)は、未来永劫書き換えられません。
そのため不正や改ざんをすることは難しく、絶対的な価値を保存することができます。
早いもの勝ちで価値が増す「半減期」
ビットコインの技術が信用に値するとして、なぜ価値(価格)が上がるのか?
物の値段は「需要と供給」で決まります。
ビットコインの場合、4年ごとに「くじ引き大会」の報酬が半減するルールがあります。
半減期が来ると取引所に出回るビットコインの量も減るので、価格が上がることになります。
ちなみに2021年4月時点で、2,100万枚のビットコインのうち約1,869万枚(89%)が掘り出されてしまっており、残りのわずか11%は2040年までに全て供給される予定です。
以上が本の抜粋となります!
続きはAmazon Kindleでお試しください。
現在のビットコインチャート
リアルタイムのビットコインチャート(BTC/日本円)は、次の通り。
最高値から50%下落しており、2024年の半減期に向けて購入しやすい価格帯となっています。
ビットコインの購入方法
ビットコインを購入するためには、暗号資産(仮想通貨)取引所の口座開設をする必要があります。
オススメの暗号資産取引所は、別途まとめましたので、興味のある方は次の記事でどうぞ!
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>> まずはビットコインから!取引手数料が安いオススメ暗号資産取引所
結論 今さらながらワクワクする
今回は、私のKindle本「ビットコインの仕組みを嫁に教えるための教科書」ダイジェストでサクッと内容をお伝えしました。
書籍の本編は約1万文字、この記事は3千文字ちょいなので、ざっと1/3に圧縮したことになりますが、ほとんどの内容は網羅しているので、もはや改めて読む必要もないかもしれません^^;
ビットコインと聞くと儲かる儲からないみたいな話が多いのですが、個人的にはお金の歴史を覆した点に感動しております。
儲かりたい!という気持ちはもちろんありますが「ビットコインを持つ側の人間でいたい」という気持ちも強いです。
なので、最終的には1枚くらい持てるようコツコツ頑張りたいと思います。
ではまた!
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