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海外在住者がオススメ!個人向け海外送金サービス4選+α【Paypal/Payoneer/Wise/Revolut】

海外送金
この記事は約11分で読めます。

こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。

2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。

海外居住者となってしまうと、日本の銀行や証券会社が利用できなくなると知り、居住国によらず無料(条件付き)で口座維持ができるアメリカの銀行口座(旧ユニオンバンク)と証券口座(Firstrade証券)の口座開設しました。

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2023年 Firstrade証券が全米7位の高評価!!

海外在住者となった我が家にとって、海外送金はもはや欠かせないサービスです。

デジタル接続の時代になり、国境を越えてお金を送ることは以前よりも簡単になりましたが、利用できる選択肢が多数存在する2023年において、どの海外送金方法を選べば良いのでしょうか?

結論、ぼくのスマホに入っている海外送金アプリは、次の4つです。

① Wise (公式サイト)
② Revolut
(公式サイト)
③ Paypal
(公式サイト)
④ Payoneer
(公式サイト)

今回の記事では「海外送金の基礎を学びつつ、各サービスの特徴」について解説します。

海外送金を理解する

海外送金サービスを選ぶ前に、その重要性について改めて考えてみましょう。

海外送金とは何か? → 海外生活の命綱

海外送金とは、国境を越えてお金を送ることです。

ボクも日本にいたときは「銀行口座からお金を引き出す(手数料高め)」くらいに考えていました。

しかし、実際に母国を離れ海外で暮らしてみると海外送金命綱だと気づきました。

海外送金では、自分のお金を動かすために、必ず仲介者(銀行・企業)の力が必要です。

不確定要素が多々ある海外生活の命綱が1本だけというのは、非常に危険です。

海外送金はどのように機能するのか?

国際的にお金を送る複雑さとその背後にあるシステムを詳しく見てみましょう。

すべての送金には、送金人受取人、そして仲介者がいます。

伝統的な銀行 による海外送金

大手銀行など、伝統的な銀行の海外送金には多くの支店が存在し、窓口でサポートを受けながら手続きを行うことができます。

長い歴史と大規模なインフラを利用しており、安心して送金することができる一方で、送金にかかる手数料は高めになっています。

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メリット

・物理的な支店が存在する
・直接相談やサポートを受けられる
・長い歴史と信頼性を持つ

デメリット

・手数料が高い
・送金の処理に時間がかかる
・送金理由の審査が厳しい

フィンテック(金融技術)企業 による海外送金

Wiseを始めとしたフィンテック企業による海外送金は、大手銀行の余計な手間やコストに不満を持つ、ユーザー目線で設計されたデジタルサービスです。

送金国と受取国のそれぞれの銀行口座を利用し、情報だけが国境を超えることで、余計な手間やコストをカットし、スマートに送金できる仕組みを開発しています。

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メリット

・24時間利用可能
・低コスト&迅速な送金
・送金手続きも楽ちん

デメリット

・デジタルが苦手だとサポートが難しい
・歴史が浅く信頼性や安全性に懸念

正しい送金サービスを選ぶ重要性

海外送金には暗黒面もある。

国境を越えた送金コストは依然として高く、2021年の調査では平均約6.4%というデータもあります。

これらのコストは、銀行を通じて行う場合、特に先進国から後進国への送金に対して高く設定される傾向があります。つまり、出稼ぎ労働者が先進国で稼いだお金が、母国の家族へに届くことなく、金融機関によって搾取されてしまっており、間接的な奴隷制度だと指摘する意見もあります。

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このような搾取から逃れるため、後進国では中間業者を介さずに送金できるビットコインの利用に積極的なのですが、、、話が脱線してしまうので、いったん話を戻しましょう。

とにかく、正しい送金サービスを選び海外への送金を行うためのスキルや知識は、今後、円安が進む世界で生きていく上でとても重要であり、学ぶべき知識の一つです。

まず確認すべきことは、シンプルに3つだけ。

① 速度と効率
② 透明なコスト
③ 安全性

1つずつ確認していきましょう!

速度と効率 ▶ 時間はお金です

緊急の際、時間は非常に重要です。時間を守らなければ、お得に購入するチャンスを逃したり、遅延分の超過料金を払う羽目になったり…。

海外送金が数時間で完了するサービスがある一方、数日かかるサービスもあります。

基本的には「速い&かんたん」送金であることに、こしたことはありません

透明なコスト ▶ 隠すのは”やましい”から

海外送金のコストは、不透明なことがしばしばあります。
特に為替レートの部分は、計算が必要なため、パッと見で為替手数料を把握するのは困難です。

自分が支払う手数料がいくらなのか、キッチリとわかるサービスを利用しましょう。

例えば、こんな場合、あなたが支払った手数料がいくらか把握できますか?

例)現在の為替レートは1ドル138.5円です。
20万円を送金するため、銀行で送金手数料3,500円を支払い、中継銀行受取銀行分の手数料が差し引かれた結果、1,398ドルを受け取りました。さて、手数料はいくらでしょうか?
【内訳】両替レート1ドル140円=1.5円×1,428ドル≒2,142円、中継銀行と受取銀行の手数料は各15ドル=4,144円
【合計】9,797円 [ 送金:3,500円+両替:2,142円+中継&受取:4,144円 ]

安全性 ▶ 転送の信頼性

デジタル詐欺が横行するこの時代に、資金の安全を確保することは最も重要です。

いくら手数料が安いからと言って、日本国内で認可されていないサービスやSNSで知り合った人から紹介されネットにも情報がないようなサービスなどを使うのは危険です。

銀行以外で海外送金を行う場合、財務省の「資金移動業者一覧」に企業名があることを確認しましょう!

参照サイト)財務省 関東財務局:資金移動業者
https://lfb.mof.go.jp/kantou/kinyuu/pagekthp00400059.html

個人向け海外送金サービスおすすめ4選

そんなこんなで、前置きが長くなりましたが、ボクが普段使いする個人向け海外送金サービスは、次の4つ+αです。

サービス設立拠点特徴
PayPal1998米国3億人が利用する決済サービス
ビジネス取引にも利用可能
手数料はやや高め(2.99%)
Payoneer2005米国ビジネス特化の決済サービス
有名企業が支払いに採用
手数料はやや低め(1-3%)
Wise2011英国透明なコストと迅速な送金
デビットカードも発行可(有料)
50通貨以上の口座が利用可能
手数料は格安(0.8-1%)
Revolut2015英国平日限定で手数料無料(土日は1%)
デビットカードも利用可(無料)
30通貨以上の口座が利用可能

それぞれの用途について解説します。

PayPal ▶ やむを得ず必要

PayPalは、世界中で広く利用されているオンライン決済サービスの一つです。

一度ユーザー登録をしてしまえば、メールアドレスだけで国際的な取引を行えるのが特徴です。

個人向け海外送金おすすめサービス_PayPal

グローバル展開する企業と提携しているので、オンラインショッピングの決済手段としても頻繁に利用されます。セキュリティも高く、クレジットカード情報を相手に知らせずに取引ができる点も魅力です。

「PayPal」をオススメする理由

正直、送金や為替(両替)にかかる手数料が高いため「できれば使用したくない」というのが本音です。それでも使わざるを得ないほど広く普及しているサービスなので、必要最低限の決済に関してはPayPalを利用しています。今のところ口座維持手数料はないので、いざという時にすぐ使えるように、口座開設を済ませておくことはオススメします。

Payoneer ▶ 外貨を稼ぐなら

Payoneerは、フリーランスや個人事業主向けの決済サービスとして知られています。

特に、国際的な取引での支払いを受け取る際の手数料が低いのが特徴。

個人向け海外送金おすすめサービス_Payoneer

ビジネス用途の銀行口座をアプリ内で簡単に作ることができ、多言語に対応したカスタマーサポートもあり、世界中でのビジネスをサポートしています。

「Payoneer」をオススメする理由

海外のネット通販の売上を受け取るための現地銀行口座が必要な場合に、アプリ内で現地入金専用口座をサクッと作れちゃう便利なサービスです。海外の個人事業主が稼ぐためのサービスとの連携していることが多いので、海外でフリーランスとして働く予定がある方には必須のサービスです。

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Wise(旧TransferWise) ▶ 使わにゃ損!

Wise(ワイズ)は、国際送金を手頃な価格で提供するサービスとして知られています。

市場価格の為替レートを使用し、隠れた手数料なしで送金ができるのが最大の特徴。

個人向け海外送金おすすめサービス_Wise(旧TransferWise)

Wiseの透明性は高く評価されており、事前の見積シュミレーションで送金金額、手数料、到着予定日などが明確に表示されます。また、マルチカレンシー口座も提供しており、50種類上の通貨を一つのアカウントで管理できます。

「Wise」をオススメする理由

海外移住者であれば、ほぼ100%が使用している(はず…)定番の海外送金サービス。もともと銀行の海外送金に不満を感じていた英国(欧州)の開発者が作ったサービスなので、ユーザー目線でとても使いやすく、納得感のある手数料で持続可能性を感じる信頼の置ける企業です。見積機能が便利すぎるので、ぜひ一度お試しあれ!

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Revolut ▶ 賢く使えばおトク

Revolutは、若者の支持を集め、デジタルバンキングとして急成長しているサービスです。

伝統的な銀行とは異なり、アプリ中心に様々なサービス提供を行っています。

個人向け海外送金おすすめサービス_Revolut

無料での通貨交換、仮想通貨への投資(※日本版は未提供)、グローバルな支払いが可能なデビットカードの提供など、多岐にわたる機能を持っています。セキュリティも高く、リアルタイムでの取引の追跡やカードのロック機能も備えています。

「Revolut」をオススメする理由

何と言っても為替両替手数料が無料という点がうれしいサービス。ただし、平日限定で月間の上限が75万円という制限があります。また、本国英国ではすでに無料期間は終了しているそうで、あくまでサービス普及のためのプロモーションであり、いつ終了するかはわかりません。また無料で作れるデビットカードも便利ですが、土日にうっかり使ってしまい、手数料1%がかかってしまうのがネックです。←自分が悪い!

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番外: ビットコイン(BTC) ▶ 将来的には最強の送金手段

ビットコインは、仮想通貨の中でもっとも古く、有名なものです。

サトシ・ナカモトと呼ばれる人物(正体不明)が発表した論文を元に開発電子マネーで、世界中のユーザーがプログラムに基づいた報酬をもらうことで運営されています。

特定の国や銀行に属しておらず、ビットコインの所有者は、自分の操作だけで、いつでも、どこへでも、いくらでも自由に所有権を移転(送金)することができる点が最大の特徴です。

「ビットコイン」をオススメする理由

ビットコインは、もともと法定通貨(国が発行するお金)に不信感を持ったエンジニアが提案した民主化された電子マネーです。

国が関与しない=世界共通のお金なので、そもそも”海外”という概念がありません。送金手数料は通常1〜2ドル程度/1回なので、後進国の出稼ぎ労働者が「高額な手数料や銀行口座がない」といった課題を解決するためにも重宝されています。

出典|ICMABond Market Size
世界の借金はコロナ後に爆増しており、法定通貨の価値に対する信頼は失われつつあります

ただし現時点では、ビットコインの現金化は居住国の規制に従う必要があり、世の中がビットコインでの支払いに対応できるようになるまでは、海外居住者としての実用性はあまり高くありません。

あくまで、将来への投資として、少額だけ保有することをおすすめします。

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落とし穴を避ける: 詐欺と遅延から遠ざかる

注意すべき赤い旗
詐欺師は賢くなっていますが、正しい知識があれば一歩先を行くことができます。次の点に注意してください:

  • 信じがたいほど良いオファー。
  • 適切なライセンスや規制監督がないサービス。
  • お金を迅速に転送するように促すプレッシャー戦術。

すべての時にスムーズな取引を確実にする
いくつかのベストプラクティスを実践すれば、あなたの資金がヒッチなしで目的地に到達することが確実になります:

  • 受取人の詳細を常に二重チェックしてください。
  • 良好なユーザーレビューを持つ評判の良いプラットフォームを使用してください。
  • すべての取引の記録を保持してください。

海外送金のルートも分散が大事!!

今回の記事では「海外送金の基礎を学びつつ、各サービスの特徴」について解説しました。

正しい洞察と慎重なアプローチを持って、2023年の海外送金は効率的で安全であると言えます。家族をサポートしているのか、ビジネス取引を容易にしているのか、情報を得ること、警戒すること、前向きであることが鍵となります。

よくある質問 – FAQs

Q: 一般的な海外送金はどれくらいの時間がかかりますか?
A: サービスや方法によっては、数分から数日かかることがあります。

Q: オンライン送金は安全ですか?
A: はい、強力なセキュリティ対策を持つ評判の良いサービスを使用している限り、安全です。

Q: 任意の国にお金を送ることはできますか?
A: ほとんどの国がアクセス可能ですが、制裁やその他の理由で制限がある国もあります。必ずサービスプロバイダーに確認してください。

Q: 送金できる金額には制限がありますか?
A: ほとんどのサービスには、最低および最大転送制限があります。これらは大きく異なる可能性があるため、事前に確認することが重要です。

Q: スムーズな送金プロセスを確保する最善の方法は何ですか?
A: 評判の良いサービスを使用し、すべての詳細を二重チェックし、取引の記録を保持することです。

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