こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。
2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。
海外居住者となってしまうと、日本の銀行や証券会社が利用できなくなると知り、居住国によらず無料(条件付き)で口座維持ができるアメリカの銀行口座(旧ユニオンバンク)と証券口座(Firstrade証券)の口座開設しました。
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東京からマレーシアに移住し、各種口座の住所変更のため、電話による本人確認が必要となってしまいました。幸い、ユニオンバンクには日本語対応のカスタマーセンターがあるのですが、とは言え、アメリカに国際電話をする必要があります。
『国際電話って、待ち時間の通話料金も取られちゃうのかな…』
と不安になり、ネットで調べてみたところ『MyTello』というアプリを発見しました。
結果的に、待ち時間を含めて50分ものアメリカへの国際電話の料金が1ドル未満という超格安コストで住所変更を済ませることができました。
今回の記事では、格安国際電話アプリ『MyTello』について解説します。
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一般的なスマホで国際電話をかける方法
まずは通常の国際電話のかけ方について、おさらいしておきましょう!
国際電話のかけ方3ステップ
電話アプリを使用し次の3つを入力すれば、国際電話がかけられます。
① “+” または “国際アクセス番号”
② 国番号
③ 頭の0を除いた電話番号
※0がない場合は、そのままでOK
はじめに「今から国際電話をかけますよ〜」と宣言するために”+”を入力します。
この宣言方法は、携帯会社やプランによって、個別にお得な方法が設定されているので、各自ご自身のサービスサイトにて確認してみてください。
会社名 | アクセス番号 |
ドコモ | “+” or “010” |
au | 010 |
ソフトバンク | “+” or “010” |
国際電話の”+”の出し方
普段使うことのない”+”の入力方法は、使用する機種やアプリにより異なりますが、代表的なパターンは次の通りです。
① “0”を長押しする
② “*”を2度押しする
一般的な国際電話の費用感
代表的な携帯会社とMyTelloの料金比較は、次の通りです。
Docomo | au | SoftBank | MyTello | 最高値 との差 | |
アメリカ | 68円 | 40円 | 78円 | 1円 | 78倍 |
中国 | 114円 | 110円 | 198円 | 4円 | 49.5倍 |
インド | 296円 | 130円 | 298円 | 4円 | 74.5倍 |
イギリス | 216円 | 130円 | 238円 | 1円 | 238倍 |
国際電話においては、少なくとも50倍以上の料金の差があることがわかります。
しかし実は、MyTelloを利用するには、国内の電話番号に電話をかける必要があるため、サービス利用料にくわえて、各キャリアに対する国内通話料も必要になります。※詳しくは後述
MyTelloとは?世界中の電話同士がつながるサービス
MyTelloの最大の特徴は「電話同士がつながる」ことです。
LINEを利用すれば通話料は無料ですが、無料通話を利用するためには話し相手がLINEを利用していることが条件となります。
その点、MyTelloは、相手の電話番号さえわかれば、誰にでも直接電話をかけることができるのです!
なので「スマホを扱えないおばあちゃん」とか「公的機関やお固めの銀行」などにも国際電話を格安料金でかけることができます。
MyTelloの国際電話が安い理由
ずばり、安さの秘訣は「国際電話しない」こと。
[ユーザー]日本の電話番号 → 日本の電話番号[MyTello]
⇓【MyTello:ネット回線】
[ユーザー]米国の電話番号 ← 米国の電話番号[MyTello]
従来の国際電話では、世界中の通信網をつなぐために張り巡らされた海底ケーブルを利用する必要があります。この海底ケーブルの設置には莫大な費用がかかっているため、利用料もそれ相応に高くせざるを得ません。
MyTelloでは、電話回線同士を独自技術で繋ぐことにより、この高額な利用料をカットしています。
MyTelloを利用する際の注意事項
あくまで電話回線同士をつなぐ技術のため、別途“国内通話の電話代”がかかることです。
通話料が高いプランを契約している場合は、事前に通話料を確認しておきましょう!
また、1回の接続につき5円(日本の場合)の固定費も発生します。
MyTelloでアメリカに国際電話をかける方法
MyTelloの使用方法は次の4ステップです。
① MyTelloアプリをダウンロード
② MyTelloアカウントに登録
③ MyTelloにクレジットを追加
④ 電話番号をダイヤル
mytello – 国際通話
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事前に相手の電話番号をアドレス帳に登録しておくと、MyTelloアプリ側で自動的に国際電話が利用可能な連絡先だけを表示してくれます。
もし、キー(ダイヤル)パッドを利用して、直接国際電話をかけるのが不安な場合、先にアドレス帳登録をしてみることをオススメします!
MyTelloのメリット・デメリット
MyTelloのメリット・デメリットは次の通りです。
MyTelloのメリット
◎ 国際電話が1分あたり1円からと格安
◎ 世界各国の電話番号に利用可能
MyTelloは、180カ国以上に対応し、20万人以上のユーザーに利用されています。
その最大の魅力は、なんと言っても低価格であること。
アメリカの1分1円を筆頭に、世界各国のマ様々な国への国際電話においても大幅に通話料の節約ができます。
◎ 前払い制で想定外の請求がない
国際電話では、想定以上に話が長引いてしまった場合、法外な料金が請求されてしまうリスクがあります。そのため、予め上限を設定する事ができるようになっていたりします。
MyTelloに関しては、あらかじめ料金を前払い(最低5ドル〜)することで、想定外の料金を支払う必要はありません。
◎ 自動音声のダイヤル機能にも対応
実は、MyTelloを利用し、なんとか米国に電話が通じたものの、自動音声による質問の回答をプッシュしても認識してもらえず、先に進むことができませんでした。
そのことをメールで問い合わせをしてみたところ、、、10時間後に修正完了のメールが届き、無事自動音声のダイヤルをプッシュすることができました!
★★★徹底的なユーザーサポート
少数精鋭で機動力が高いチームが徹底的にユーザーをサポートしてくれる点が最大のメリットかも知れません!
MyTelloのデメリット
✕ 別途、国内通話料がかかる
MyTelloの利用料は、2種類あります。
①MyTelloのサービス利用料(国際):1分1円〜 ▶ MyTelloに支払う
②携帯キャリアの通話料(国内):各電話会社による ▶ 各キャリアに支払う
対策:通話無制限プランなどを利用する
せっかく国際電話の費用を削減できても、普段使わない国内通話料を校了せずに使用すると、かえって損をしてしまう可能性もあります。
通話料無料のプランを利用するなど、各自のキャリアや利用状況に応じて国内電話の通話料も節約できるよう心がけましょう!
✕ 前払い制なので、残高ゼロになると通話が終了してしまう
通話料が安いからと言って、想定するギリギリの金額を入金した場合、会話中に残高が足りなくなり会話が途切れてしまう可能性があります。
対策:余裕を持った金額を入金しておく
入金した残高には有効期限はないので、余裕を持った金額を入金しておくことをおすすめします。
とは言え、アメリカあての電話の場合は、1,000円を入金すれば12時間以上通話できる計算なので、5ドル分もあれば十分そうです。
その他の地域の場合も、2時間程度の残高を想定しておけば、残り時間を気にせずに安心して電話ができそうです。
結論 MyTelloなら料金を気にせず国際電話が利用できる!
今回の記事では、格安国際電話アプリ『MyTello』について解説しました。
その効率的なサービス設計もさることながら、起動力の高い開発チームにも惚れ惚れしてしまいました。
一般的に馴染みのない国際電話の利用には高いハードルを感じていましたが、このアプリに出会ったことで、マレーシア在住中も気軽に日本に電話をかけることができそうです。
海外移住を検討されている皆さんは、ぜひスマホに入れて活用してみてください!
ではまた!
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