こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。
2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。
海外居住者となってしまうと、日本の銀行や証券会社が利用できなくなると知り、居住国によらず無料(条件付き)で口座維持ができるアメリカの銀行口座(旧ユニオンバンク)と証券口座(Firstrade証券)の口座開設しました。
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海外に移住後も引き続き利用したいサービスがあり、中には日本の電話番号でSMS認証が必要なものがあります。
もともと月額維持費0円だった 楽天モバイル が王道でしたが、2022年7月の0円プランの廃止により、月額980円となってしまい、維持費の負担が大きくなってしまいました。
そこで代替案として浮上したのが、日本通信SIM(←なんそれ!)の「合理的シンプル290プラン」です。
月額たったの290円で「電話番号の維持&海外でのSMS受信」の2つを実現できました。
今回の記事では「合理的シンプル290プラン」について解説します。
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海外移住でも日本の電話番号を維持するためには?
海外移住者が日本の電話番号を維持するために最適な方法は、次の2つの条件を満たすことです。
スマホ端末:デュアルSIM&NFC対応
携帯プラン:海外ローミング対応
それぞれ詳しく見ていきましょう!
デュアルSIMとは?
デュアルSIMとは、2つのSIMカード(電話番号)を同時に利用できることを指します。
日本の携帯電話会社では、デュアルSIMに対応したスマートフォンはまだ一般的ではありませんが、海外では比較的一般的に使われています。デュアルSIMを利用することで、日本と現地の電話番号を同時に利用することができます。
NFCとは?
NFCとは、Near Field Communication(近距離無線通信)の略で、スマートフォンやICカードなどの端末同士が、約10cm以内の距離で通信する技術のことを指します。
Suica(スイカ)やドコモのiDなど、タッチ決済に対応しているスマホなら利用可能です。
海外ローミングとは?
海外ローミングは、自国の携帯電話会社と契約しているままで、海外での通話やデータ通信ができるサービスです。
海外旅行や出張など、一時的な出国で利用するケースが多く、一般的には通話料や通信費はかなり高い傾向にあり、我々一般庶民にとっては積極的に利用できるサービスではありません。
その中でも、ahamo(ドコモ)は、国内利用のギガ(月20GB)を追加料金無しで海外ローミング利用できるので、日本在住で海外渡航が多めの人には最適なプランですね!
※利用期間は最大15日まで
日本通信の電話回線はドコモネットワークを利用して提供されているので、ahamoの海外ローミングサービスと同じエリアで音声&SMSの送受信が利用可能です。ただし、データ通信には対応していません。
日本通信SIMの申込方法【20分作業】
日本通信SIM「合理的シンプル290プラン」の申込方法は、かんたん3ステップです。
①290プランの申込み
②日本通信IDの作成
③eSIMの設定
※今回は私たちの利用方法【新規番号 & eSIM(物理カードなし)】での作業説明になります。
290プランの申込み【5分作業】
日本通信IDの作成【5分作業】
申込後、マイナンバーカードを利用して日本通信IDの作成(本人確認)を行います。
eSIMの設定【10分作業】
最後にeSIMの設定を行います。
0. 利用機種を選ぶ(iPhone or Android)
1. eSIMのアクティベート
1-1. 初期設定
1-2. SIM(識別)名の選択
2. ネット回線の接続
2-1. Safari起動(iPhoneの場合)
2-2. 他社プロファイルの削除(ある場合)
2-3. プロファイルのダウンロード
2-4. プロファイルのインストール
2-5. 再起動
2-6. 動作確認
わからない単語が続々登場しますが、丁寧な作業解説付きなので、順番に進めれば10分程度で完了します。
次のスクショのように上下2段のアンテナが立っていれば接続完了です!
国際ローミングの設定方法【5分作業】
日本通信のeSIMが開通したら、海外に行く前に「国際ローミングの設定」をすませておきましょう!
※日本通信SIMは、海外での「データ通信」には対応していないため「国際ローミングの設定」にはWi-Fiなど、モバイル回線以外でのネット環境が必要になります。
設定手順は次のスライドをご参照ください。
※スライドはパソコン作業となっていますが、スマホでもほぼ同じ画面で設定できます。
日本で設定を済ませておけば、対象エリアに渡航してすぐに現地の電波を受信してくれるはずです!
国際ローミングの料金
対応エリアの料金はドコモ公式サイト「対応エリア・通話料・通信料を調べる」で確認することができます。
ご参考までに、マレーシアの料金を掲載しておきます。
電話料金は着信にもそこそこ費用がかかります。しかし、SMSは受信が無料という点が最大のポイントです!
日本通信SIMがつながらない!
海外の現地SIMを購入し、無事位ネット回線も確保した後、気づいたら日本通信SIMのアンテナが0本になっていました。
一向に回復する気配がないので、原因を調べてみたところ、ローミングの通信会社が重複してしまっていました。
物理SIM: MAXIS
eSIM: MAXIS(自動選択) ← これがNG
もし、デュアルSIMを利用している場合は「自動ネットワーク選択」をOFFにして「メイン回線”以外”の通信会社(重複NG)に固定」しておきましょう!
詳しい手順は次のスライドをご参照ください。
結論|日本通信SIMなら月額290円で気軽に電話番号を維持できる!
今回の記事では「合理的シンプル290プラン」について解説しました。
その名の通り、海外移住者が電話番号維持&SMS受信のために使うプランとしては“合理的の極み”です。
知名度は低いものの、日本の電話番号維持にぜひぜひご活用いただきたいと思います。
ではまた!
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