ノマド家族の資産管理担当のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。
2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。
海外居住者となってしまうと、日本の銀行や証券会社が利用できなくなると知り、居住国によらず無料(条件付き)で口座維持ができるアメリカの銀行口座(旧ユニオンバンク)と証券口座(Firstrade証券)の口座開設しました。
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口座を作ったのは良いものの「海外送金の手数料って、高そうだな〜」と思い、調査した所、割とサクッと評判の良いサービスが見つかりました。
その名も「Wise(ワイズ)」 = 賢い
\この見積もり機能がステキ!/
年商一億円ブロガーのマナブさんもオススメしています😁
今後は海外移住する若者が増えそうですが、海外送金は激しく面倒ですよ😌
— マナブ@バンコク (@manabubannai) September 27, 2019
金額が100万くらいなら、楽天銀行かトランスファーワイズが便利。しかし、1,000万とかを超えると、銀行窓口に行かないとで、あとは書類の整理も必須。はやくビットコインが普及して欲しい。送金手数料で、貯金が削られまくり
海外移住者に評判の海外送金Wise(ワイズ)とは?
Wiseは、海外送金を安く・便利にするためのサービスです。
Wiseの起源と現在のユーザー数
元々EUに住むエンジニア同士が「お互いのお金をやり取りするだけのに高い手数料を取られるのはバカバカしよね?」というところから始まったサービスです。
今では世界1,000万人以上のユーザーが四半期毎に300億ポンド(約5.7兆円)の外貨決済に利用しています。
また、日本においては、資金移動業者として、関東財務局長 第00040号 に登録されており、2024年には、第二種から第一種へと格上げされ、今までネックとなっていた上限100万円の壁も撤廃される予定です。
Wiseの特徴
Wiseは、シンプルな送金の仕組みが素晴らしいのですが、具体的なメリット&デメリットなどを深堀りして解説してみたいと思います。
Wiseはなぜ安い?低コストの秘密
ずばり、安さの秘訣は「海外送金しない」こと。
(ユーザー)日本口座 → 日本口座(Wise)
(ユーザー)米国口座 ← 米国口座(Wise)
世界各国にあらかじめ用意されたWiseの銀行口座を利用することで、間接的に現地の銀行口座だけを利用して送金を行うことで、海を渡る送金コストを削減しています。
詳しい仕組が気になる方は、別記事にてご確認ください。
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意外と大事な”スピード&簡単さ”
従来の銀行で海外送金をする場合、マネーロンダリングなどの規制によりアナログ作業がてんこ盛りです。
・窓口まで行く
・必要書類の提出
・依頼書の記入
Wiseなら、ウェブ上で一度手続きをすれば、スマホ操作だけで簡単に海外送金することができ、また送金にかかる時間も、数時間〜2営業日とスピーディーです。
ただし、送金時間を短縮するためには、ちょっとしたコツがありますので、実際に使用する前に次の記事もご一読ください!
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裏技ツールで更にお得に!
Wiseの便利なツール「為替レートアラート」機能。
以下の2種類のメール通知を受け取ることができます。
・指定通貨の為替レートを毎日チェック
・指定通貨が指定のレートに達したら通知
送金を急ぐ必要がない場合は、②の通知を使い希望の為替レートを待って、お得に海外送金をすることができます。
口座に連動した便利なデビットカード
Wiseデビットカードは、Wise口座に連動したデビットカード。
発行には1,200円の手数料がかかりますが、ATMの出金手数料が月2回(上限30,000円)まで無料です。また、一般的なクレジットカードの為替手数料(2.2%)と比較し、半額程度の0.8〜1.4%の為替手数料で海外のお買い物に利用できるので、少なくとも12万円相当の外貨支払いに利用すれば、手数料の元が取れる計算です。
詳しくは、こちらの記事もご確認ください。
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Wiseのデメリット
送金上限【2024年に撤廃】
Wiseの送金上限は100万円です。
日本国内では、第一種送金事業者の認可を得たため、最大1.5億円までの送金が可能となりました。
ただし、Wiseアカウント口座内への入金は引き続き100万円が限度とななります。
多額の送金を行う場合は、アカウントへはチャージせず、Wiseの指定銀行に振り込んだお金がそのまま送金先へ振り込まれる仕組みとなります。
取引の種類 | 限度額 |
---|---|
お客様の銀行からの送金 カードまたは別の入金方法での送金 | 最大1.5億円(相当額) |
アカウントの残高での資金の保有 | すべての残高を合計して 最大100万円 |
Wiseの残高への資金のチャージ | 一度に最大100万円(相当額) |
Wiseの残高からの出金 | 一度に最大100万円(相当額) |
資金保護の対象外
Wiseは銀行ではなく、資金移動業者であるため、銀行の金融保護スキーム(日本のペイオフ等)の対象外です。
とは言え、銀行業のようにユーザーの資金を外に貸し出して利用することもなく、また、世界各地の金融行動監督機関に監視されているため、ユーザー資金が闇雲にリスクにさらされる心配はありません。
またWiseは、日本国内において「資金移動業者」として登録されているため、そもそも100万円以上の日本円をアカウント内に保管する事ができません。あくまで「日本国内のお金を海外に送金する」という目的で利用するのであれば、Wiseの口座にある資金を失うリスク(期間)は最小限に抑えられます。
Wiseと他の送金サービスとの比較
Wise vs PayPal, Western Unionなど
Wiseは、他の主要な送金サービスと比較してもその手数料の安さで一歩抜きん出ています。
PayPalやWestern Unionなどと比較しても、Wiseの手数料は明らかに低く、送金額が大きくなるほど、その差は大きくなります。
以下に、Wiseとその競合4社(PayPal, Western Union, MoneyGram, Revolut)を5項目について5段階で評価してみました。
送金サービス | 手数料 | 為替レート | 送金速度 | 送金方法 | 顧客サポート |
---|---|---|---|---|---|
Wise | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ |
PayPal | ⭐⭐ | ⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ |
Western Union | ⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ |
MoneyGram | ⭐⭐ | ⭐⭐ | ⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐ |
Revolut | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ |
PayPal
PayPalは、個人間の送金だけでなく、オンラインでの商品購入や販売にも広く利用されている決済サービスです。海外送金も可能ですが、手数料や為替レートが比較的高めです。
Western Union
Western Unionは、世界中の200以上の国と地域で利用できる伝統的な送金サービスです。オンライン、電話、店舗での送金が可能で、送金先で現金を受け取ることもできます。
MoneyGram
MoneyGramもまた、世界中で利用できる送金サービスで、Western Unionと同様に店舗での送金や受け取りが可能です。
Revolut
Revolutは、デジタルバンキングサービスで、海外送金だけでなく、通貨の両替、デビットカード、仮想通貨の取引など、多様な金融サービスを提供しています。
この表は一般的な評価を示していますが、具体的な手数料や送金速度は送金額や送金先により異なるため、実際に送金を行う前に各サービスの詳細を確認することをオススメします。
結論 Wiseは海外移住の準備に必須の海外送金サービス!
Wiseは、海外送金を安く、便利にするためのサービスです。手数料が安いだけでなく、為替レートアラート機能など、便利なツールも充実しています。
100万円以上の高額送金ができないことが弱点のWiseですが、僕の場合は、為替変動リスク分散の目的があるので、少額を期間分散して送金しようと考えています。
2022年以降は円安が進み、海外送金がしにくい状況ですが、個人的には将来的にはもっと円安が進む可能性が高いと考えているので、円高に振れたタイミングで少しずつ円から外貨に変えておきたいと思います。
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よくある質問(FAQ)
Wiseの送金は安全ですか?
はい、Wiseは世界各国の金融行動監督機関によって規制されており、ユーザーの資金は安全に管理されています。
日本においては、資金移動業者として、関東財務局長 第00040号 に登録されている日本国政府公認のサービスです。
Wiseの送金手数料はいくらですか?
Wiseの送金手数料は送金額と送金先の国により異なります。具体的な手数料はWiseのウェブサイトまたはアプリで確認できます。
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各国の概算を一覧してみたい場合は、次の記事をご参照ください。
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Wiseの送金上限はいくらですか?
Wiseの送金上限は100万円です。
それ以上の金額を送金する場合は、複数回に分けて送金する必要がありますが、1日あたりの上限などは、今のところはなさそうです
出典|公式ヘルプ|送金額に上限はありますか?
Wiseのカスタマーサポートはどのように連絡できますか?
Wiseのカスタマーサポートには、ウェブサイトの「お問い合わせ」フォームから連絡することができます。また、FAQセクションには多くの一般的な質問とその答えが掲載されています。
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