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2020|家族の海外移住にオススメのビザ3選【MM2H/SRRV/タイランドエリート】

海外移住家族ビザ ビザ
この記事は約7分で読めます。

こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。

現在、私達家族はマレーシア移住を目指し、MM2Hビザの取得を進めております。

注意 フィリピン

2021年5月 50才以上に限りSRRVビザ新規受付を再開
50才以上に限り受付が再開されましたが、受付には現地でのタイ在手続きが必要になります。入国制限については最新情報をご確認ください。
|フィリピン退職局 https://pra.gov.ph/

※その後、9月に隠れたマレーシア長期滞在ビザ「S-MM2H」なるものが発表されました。

海外移住には必要なものが色々ありますが、その中でも重要なのが「ビザ」です。しかし、日本のパスポートは世界最強で、観光レベルだとほとんどの国へビザなしで行けてしまうため、ビザについての知識があまりありません。

家族ノマドを目指すに当たり、改めてビザの基本について学んでみましたので、その結果を皆さんに共有したいと思います。

家族で海外移住!?初心者にオススメのビザ3選

僕の場合は、中国語が多少話せるので、中華系も多いというマレーシアのMM2Hビザにサクッと決めてしまいました。

【過去の記録用】マレーシア MM2Hビザ とは?知らなきゃ損するお得なビザ
本記事は、2020年1月現在のマレーシアMM2Hビザを解説した"昔話"です。好条件のビザは、いつまでも継続しないという記録として、残しておきたいと思います。※とはいえ2023年に新たな希望も見えてきています!

が、もう少しちゃんと調べなきゃなということで、世界中のビザを調べた上で、“家族”の海外移住にオススメのビザは何か?結論は、以下の3つのビザです。

  1. MM2H(マレーシア)
  2. SRRV(フィリピン)
  3. タイランドエリート(タイ)

バリエーションを出したかったのですが、結局全てアジアになってしまいました^^;
各ビザの概要を表にまとめましたので合わせてご確認ください。

カテゴリ・年齢制限・許可年数

ビザ名ビザ
カテゴリ
年齢制限許可年数
MM2Hリタイアメントなし10年
※1
SRRV
(クラシック)
リタイアメント50歳以上
※3
無期限
※2
タイランドエリート
(ファミリー・エクスカーション)
中長期観光なし5年
※1 更新可 / ※2 現地で毎年更新手続きが必要 / ※3 以前は35歳以上

ビザ取得費用

ビザ名申請代理
手数料
申請費年会費
MM2H相場
20万円
RM500/人
(約13,500円)
RM90/人(2,430円)
※パスポート残存期間一括払い
SRRV
(クラシック)
相場
50万円
1,400ドル
(154,000円)
360ドル
(39,600円)
タイランドエリート
(ファミリー・エクスカーション)
なし80万バーツ
(約288万円)
※2名分

※1RM=27円、1バーツ=3.6円、1ドル=110円換算

ビザ取得条件

ビザ名資産不労所得預託金その他
MM2HRM50万
(約1350万円)
RM1万
(約27万円)
RM30万
(約810万円)
・無犯罪証明
・健康診断書
・医療保険への加入
SRRV
(クラシック)
5万ドル
(550万円)
・無犯罪証明
・健康診断書
タイランドエリート
(ファミリー・エクスカーション)
・収監歴がない
・破産宣告を受けていない
・成年被後見人でない etc…

※1RM=27円、1バーツ=3.6円、1ドル=110円換算

その他

ビザ名備考滞在義務
MM2H配偶者や21歳未満の子供や60歳以上の両親も
一緒に申請することができる。
なし
SRRV
(クラシック)
配偶者&21歳未満の子供2名まで同伴可。
3人目以降は、1.5万ドルが必要。
なし
タイランドエリート
(ファミリー・エクスカーション)
3人目以降のご家族を追加する場合、
1名30万バーツ(約108万円)
なし
※フィリピン国内に住所(住居)の確保が必要

家族向け海外移住ビザにオススメな訳

家族向け海外移住ビザにオススメな訳は以下の5つです。

  1. 中長期滞在できること
  2. 取得難易度が比較的低いこと
  3. 配偶者や家族の同伴が認められやすいこと
  4. 申請条件が厳しくなる傾向にあること
  5. バグがあること^^;

1つずつ解説していきます。

中長期滞在できること

オススメしたビザは、いずれも許可年数は5年以上です。

家族で移住する場合、教育目的もかねて3年以上の滞在期間を確保しておくのが良いと考えます。

取得難易度が比較的低いこと

オススメしたビザは、いずれも主たる条件は金銭的なものです。

語学力や就労スキルなどの審査が必要ないため、お金を貯めることに集中するだけで、取得条件の達成がしやすいです。

配偶者や家族の同伴が認められやすいこと

おすすめしたビザは、いずれも家族の同伴が認められています

MM2H
同伴家族のビザ申請実費が必要。
例)パスポート残存期間が5年の場合、
RM500+RM90×5=RM950(約25,650円)

・SRRV
配偶者と子供2名までは追加料金なし。
子供3人目以降、追加料金15,000ドル+年会費100ドル

・タイランドエリート
1名は追加料金無し。3人目以降1名30万バーツ(約108万円)

申請条件が厳しくなる傾向にあること

おすすめしたビザは、いずれも新興国のビザであり、現状では外貨の獲得を目的に外国人の移住を積極的に推進しています。

そのため、経済的発展を遂げてしまうと目的が弱まり、取得条件は厳しくなることが予想されています。

もし後々必要ならば、早めに取っておくのが安全です。

バグがあること^^;

④とほぼ重複しますが、新興国だからこそ、現状では審査の条件がゆるいです。

たとえば、、、

MM2H
RM1万の収入証明
→申請時点で過去3ヶ月の収入が達成していればOK!
 移住した後の収入があろうとなかろうと知ったこっちゃない^^;
 もしかすると、年金を前提とした設計だからなのかな…。

SRRV
リタイアメントビザなのに35歳以上で申請可能
→通常50歳〜とかが多いです^^;

移住の必需品「ビザ」の基本

そもそもビザって何だろう?と気になったので改めて調べてみました。

ビザとは、各国の政府が与える「入国のための事前審査証」のことで、日本語では「査証」とも呼ばれています。

つまり、事前審(した)明書で「査証」です。

つまり「ビザ」免除とは「事前審査」が免除されるということのようです。

日本人はビザいらず!?

ヘンリー&パートナーズ社が世界199の国と地域を対象にパスポートの使い勝手を調査したパスポート・インデックスで、日本は堂々の1位に輝いています。

観光目的の短期滞在であれば、なんと190カ国へビザ無しで渡航できます。
そのため、普段日本人が海外旅行でビザを意識することはほとんどありません。

滞在可能な期間は国によって異なりますが、短くても14日、最長180日(イギリス、オーストラリア、メキシコ)という国もあります。

逆に覚えておきたいビザが必要な国

代表的なところで言うと、ロシアへの渡航にはビザが必要です。
※現在、免除化への動きもあります

その他は、中東、アフリカに多く、アメリカと中の悪いキューバも日本に対して、ツーリストカードなるものの提出を義務化しています。

以前はブラジルも必要でしたが、2019年6月からは免除になりました。

ビザの免除は、お互いの国が「相互査証免除協定」を結ぶことにより成立する事が多いため、仲の悪い国や自国より貧しい国とは成立がしにくいようです。

いずれにせよ、一般的にツアーが販売されているような海外旅行先であれば、ほぼビザはいらないと考えて良いと思います。

【公式】ビザ免除国・地域(短期滞在)https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/tanki/novisa.html

移住に必要なビザの種類

ビザの種類は滞在目的により異なり、主なカテゴリーとしては「観光ビザ」「学生ビザ」「就労ビザ」があります。

また、ビザの種類は細分化が進んでおり、「ワーキングホリデー」「リタイアメントビザ」「投資家ビザ」など滞在目的をかなり限定したビザも増えてきています。

ビザではないですが、永住権含め、ざっくり概要を表にまとめてみました。

カテゴリ用途期間取得難易度主な条件
観光ビザ長めの観光短期〜中期★☆☆☆身分や現地滞在先の提示など
学生ビザ就学短期〜中期★★☆☆留学先の学校の入学許可証など
就労ビザ就労短期〜中期★★★☆就職先の就労許可証や
一定の語学力、特殊スキルなど
ワーキングホリデー青年向け
就学&就労
短期★★☆☆年齢(18〜30歳)、1カ国1年まで
リタイアメントビザ退職後余暇中期〜長期★★☆☆現地生活に困らない程度の経済力
投資家ビザ投資目的短期★★★☆莫大な資金力
永住権ほぼ制限なし長期★★★★現地生活の実績、
滞在国の利益になることなど

まとめ

以上、家族の海外移住におすすめのビザについてまとめてみました。

前述の3カ国は、ビザ内容以外にも、日本に近い・物価が安い・気候が良い・英語が通じるタイはNG)などなど、お国柄的観点なども考慮しています。

海外移住をご検討の方は、まずこの3カ国を旅行して現地視察をしてみてはいかがでしょうか。

格安航空券エアトリ

僕たちが取得を目指している「MM2H」ビザについては、こちらでさらに詳しく解説していますので、ご興味ある方は合わせてどうぞ!

【過去の記録用】マレーシア MM2Hビザ とは?知らなきゃ損するお得なビザ
本記事は、2020年1月現在のマレーシアMM2Hビザを解説した"昔話"です。好条件のビザは、いつまでも継続しないという記録として、残しておきたいと思います。※とはいえ2023年に新たな希望も見えてきています!
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