こんにちは、
今回の記事を書くためにATM手数料5ドルを失ったノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。
2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。
海外居住者となってしまうと、日本の銀行や証券会社が利用できなくなると知り、居住国によらず無料(条件付き)で口座維持ができるアメリカの銀行口座(旧ユニオンバンク)と証券口座(Firstrade証券)の口座開設しました。
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日本からの送金は Wise(ワイズ) を利用していますが、日本にいる時でもすぐにお金を引き出せるよう「ユニオンバンクATMカード」を「セブン銀行ATM」で利用してみました。
ユニオンバンクのATMカードをセブン銀行で使ってみた
結果、日本の銀行口座と何ら変わりない操作で、無事1,000円を下ろすことができましたので、その手順を写真付きで解説します。
※ATM画面がちょっと汚い&見にくいですがご了承ください^^;
セブン銀行のATMにカードを入れる
早速、カードの入れ方からわかりにくいのですが、ICチップが埋まっている方から差し込みます。
使用する言語を選ぶ
11ヶ国語に対応しているので、左上の「English/日本語」を選びます。
取引内容を選ぶ
「お預入れ」はできず「お引出し」と「残高確認」のみ選べます。
今回は「お引出し」を選びます。
注意事項の確認
日本語を選択したのに思い切り英語で以下のようなことが書かれています。
- カード発行会社から国際取引手数料が請求される場合があります
- 引出しできるのは複数の1000円紙幣です
取引口座を選ぶ
普通預金(Saving)を選びました。
※手数料を考えると、クレジットのほうが安かったかも^^;
暗証番号を入力
暗証番号(PIN)を入力します。
ちなみに暗証番号(PIN)は、カードとは別便のこんな感じの封書で届きました
出金額を選択
上限は10万円。
他の金額を設定したい場合は、右下の「Other」を選択。
今回は送金テストなので「1,000円×1枚」を出金してみました
引出し完了
無事アメリカの口座から1,000円が届きました。
明細書をみると、なんと手数料(Handling charge)が0円!
「1,000円だけだからおまけしてくれたのかな?」と喜ぶのもつかの間。。。
きっちり5ドル引かれてました…。
とは言え、手数料5ドルで最大10万円をサクッと引き出せるのは、普段使いには便利ですね。
ちなみに、為替レートは「1,000円 ÷ 9.11ドル = 1ドル109.77円」と当日のレートと比較し2銭程度安めなので、かなり良心的でした(^^)
デビットカードとして日本で買い物に使える?
読者さんから質問をいただきました。
ユニオンバンクのキャッシュカードで直接お買い物はできますか?
回答:たぶんできます
たぶんですみません m(_ _)m
僕自身は、まだ買い物で使ったことはないのですが、ユニオンバンクのキャッシュカードの裏側にはマスターカードブランドのマークが並んでいます。
ユニオンバンクの料金表にも海外購入手数料2%が明記されており、デビットカード機能もあるようです。
参照)ユニオンバンク 料金表(2022年2月版)
P3:Foreign Purchase Fee
ただし、手数料2%だと、25,000円の購入に対して手数料が5ドルなので、ATMで現金を一括で引き出す方がお得です。
現金で35,000円以上引出せば、
ATM手数料5ドル(≒700円相当)に対し、2%未満の手数料率になる計算です。
引出し額 | 手数料率 |
25,000円 | 2.8% |
35,000円 | 2.0% |
70,000円 | 1.0% |
140,000円 | 0.5% |
($1=140円換算)
ユニオンバンクATMカードを使ってみた感想
手数料5ドルは普段使いには厳しい額ですが、操作はかんたんで安心しました。
ユニオンバンクのATMカードは、マスターカードのデビットカードブランド「Maestro」や「Cirrus」にも対応しており、世界最大規模のATMネットワークで使用可能です。
デビットカードなので、ATMだけでなく、ショッピングにも利用可能とのことで、次回海外で買い物する際にこのマークを見かけたら、試しに使ってみたいと思います。
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