こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。
米国で急成長する大手IT系企業5社を「FAANG」といいますが、そのオーストラリア版「WAAAX」をご存知でしょうか?
FAANG|Facebook、Amazon、Apple、Netflix、Google
WAAAX|WiseTech、Appen、Altium、Afterpay、Xero
今回ご紹介する「Appen」は、このWAAAXの一角であり、音声認識や言語認識のソフトウェアをベースに人工知能や機械学習の開発を支援する最先端のIT企業です。
Appenでは、学習データ収集のため、世界中の言語のネイティブスピーカーを必要としており、もちろん日本語を話す日本人も例外ではなく、求人サイトで目にした方もいるかも知れません。
Appenは“稼げる副業”として一部で話題ですが、簡単な仕事内容のわりに時給が高いので、仕事内容が謎に包まれているので、怪しまれる方もいるようです。
そこで今回は実際にAppenに登録し、その体験談(※守秘義務の範囲内で^^;)をご紹介したいと思います。Appenに興味をお持ちの方の参考になれば幸いです。
豪IT企業 Appen とは?
Appenは、オーストラリアを本拠地とする機械学習、人工知能製品のトレーニング企業です。
2020年現在の社員数は700名ほどですが、世界130カ国に100万人のパートーナーを抱え、人工知能の品質向上のためのデータ収集を行っています。
Appenの求人の時給が高い理由
物の値段は「需要と供給」で決まるもので、仕事の時給もまたしかりです。
「需要と供給」2つの側面から、時給が高い理由について考えてみます。
需要
株価の成長を見て分かる通り”人工知能の品質向上”というAppenのサービスは、これからが需要の最盛期と言っても過言ではありません。
Amazon(AWS)、Microsoft、IBM、Googleといった大手IT企業だけでなく、世界中のIT企業がこぞって人工知能の開発を行っているので、お仕事は山積み状態です。
日本は世界第3位の経済大国であり、かつ、英語が苦手なので、ヨーロッパ系の言語よりも、”言語認識の品質向上”において日本語の優先度は高そうです。
供給
ネイティブスピーカーの人口は、中国語が約13億人、英語・ヒンディー語が約5億人。
日本語人口は、1.3億人で世界9番目です。
日本語ネイティブは、そもそもの数が少ない上に、応募者を集める上で2つの課題があります。
① 多少の英語力が必要なこと
② Appenの知名度が低いこと
多くの日本人は英語が必要な仕事というだけで、拒絶してしう方がほとんどでしょう。
また、Appenは裏方企業のため日本での知名度が低く、さらに外資系企業となれば、なおさら応募のハードルは上がります。
結論 需要と供給のバランスで時給は決まる
日本語の言語認識開発の需要に対し、対応可能な日本語ネイティブの供給が少ないため、現状では時給を上げざるを得ないのだろうと言うのが私の見解です。
“オーストラリアの給与が高い”からという説もありますが、今後「稼げる副業」として知名度が上がれば、時給は当然下がるでしょう。稼ぐなら、、、、今でしょ!
Appenの登録方法【履歴書作成+5分作業】
求人サイトでも募集はしていますが、公式サイトから直接応募することも可能です。
登録作業自体は、5分ほどで終わりますが、履歴書(resume)を添付する必要があるので、事前に準備しておきましょう!
英語の履歴書(resume)を作ろう!
英語の履歴書のテンプレートはネットでたくさん見つかります。僕は、下記サイトのGoogleDogsのテンプレートを参考に英語の履歴書「resume(レジュメ)」を作成しました。
Our 5 Favorite Google Docs Resume Templates
No one likes writing a resume from scratch—so we picked five you can plug your information right into. Easy peasy!
「AWARD(受賞)」には特にかけることがなかったので^^;
「SoftWare」に書き換えて、使用できるソフトを記入しました。
登録しよう!
Appenの登録フォームは、全部で5ページあります。
居住国の登録
まずはじめにAppenでのお仕事内容に関して、ザックリと説明があります。
内容を確認し興味があれば、居住国を登録します。
In what country do you live? ▶ Japan
ネイティブ言語の登録
次にネイティブとして登録する言語をご選択します。2つ目の質問で方言も聞かれますが、日本と米国しか選択肢がないので、日本居住者は「Japan」で大丈夫です。
What is your primary languege? ▶ Japanese
What is the dialect?(方言) ▶ Japan
※他の言語も使用可能な場合は追記も可能です。
特になければ「Next」で進みます。
個人情報の登録
個人情報入力欄の前に、個人情報の取扱いに関する説明があるので、確認の上問題がなければ、チェックボックスにチェックを入れてください。
☑ I have read and understand the above disclosure and consent to Appen collecting my details for the purpose described herein.
その後は基本的な情報を入力するだけですか、何箇所か迷いそうなところだけ補足します。
Contract Type|契約の種類
個人的な副業であれば、選択肢の上(directly with Appen)を選べばOKです。
Address|住所
日本と書く順番が逆になります。
Business Profile or Resume|履歴書
先の工程で、作成済みのファイルを添付してください。
Residency History|居住歴
もし、海外に住んだことがある方は、1カ国〜5カ国以上 を選択してください。
Prior Experience|経歴
一般的には全て「No」ですが、下記に該当する方は「Yes」を選んでください。
I have experience in translation between two languages.* 「翻訳」の実務経験の有無 |
I have work experience in transcribing audio or annotating data.* 「音声変換やデータ注釈付」の実務経験の有無 |
I have work experience in proofreading.* 「校正」の実務経験の有無 |
I am currently working as a search engine evaluator.* 今現在「検索エンジンの品質評価者」として働いているか |
Referral|紹介者
日本のブログを見て申し込んだ方は「Other」で良いと思います。
最後に、18歳以上であることに同意し、入力内容に誤りがないことを確認し、チェックを入れて「Submit Application」ボタンを押してください。
追記情報の登録
ここで聞かれる質問は、もしかすると個人によりカスタマイズされているかもしれませんが、私の場合、以下の通り回答しております。
登録に使用したメールアドレス(gmail)は、家族や友人と使う一次的なものか? → Yes
電話をかけても良いか? → No
アダルトなコンテンツでも対応可能か? → Yes
衝撃的なコンテンツでも対応可能か? → Yes
ITリテラシーはいかほどか? → 中級
以上を回答し、「Submit」ボタンを押せば登録完了です!
契約書に電子署名
登録完了後、契約書に電子署名をします。
契約は案件ごとにも、都度かわされるので、ここでは基本的な契約のみ確認をします。
「I Agree」を押すと、契約に同意し、署名したとみなされます。
メール送信確認
電子署名の完了後、登録したアドレスにメールが届くので、本文内の確認コードをコピーし、登録画面に戻って入力すれば、ひとまず作業完了です。
審査に1〜2週間ほどかかるようなので、気長に待ちましょう!
Appenの報酬はドル払い
Appenは世界中のパートナーとの取引があるため、報酬は「米ドル」で支払われます。
通常の銀行口座では外貨を受け取れないため、Amazon輸出ビジネス用の海外銀行口座として人気の「Payoneer(ペイオニア)」で口座(外貨受取専用口座)を開設する必要があります。
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|特典
・1,000米ドル以上の売上(外貨受取り)で「25米ドルがもらえる」
Appenで副業はオススメか?
シンプルにお金だけが目的であれば、在宅で効率良く稼げる仕事だと思います。
ですが、、、
あくまで「時間を切り売りする仕事」であり、働き続けないといけないという点では、あまりオススメはできません。とはいえ、
・急ぎまとまったお金が必要
・一時的に足りない収入を補いたい
といった状況に陥った際の保険として、いつでも「Appen」の仕事を増やせる体制を整えておければ、とても心強いと思います。
結論 外貨を稼ぐ選択肢の1つに
今回は、在宅✕高収入で話題の「Appen」についてご紹介させて頂きました。
在宅で高収入が得られる手段としては、比較的ハードルが低いお仕事ですので、
もし興味がある方は是非チャレンジしてみてください!
ではまた!