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Firstradeへの送金にも使える!プレスティアSMBC信託銀行が意外とイケてる理由

Firstradeへの送金にも使える!プレスティアSMBC信託銀行が意外とイケてる理由 海外送金
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こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。

2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。

海外居住者となってしまうと、日本の銀行や証券会社が利用できなくなると知り、居住国によらず無料(条件付き)で口座維持ができるアメリカの銀行口座(旧ユニオンバンク)と証券口座(Firstrade証券)の口座開設しました。

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2023年 Firstrade証券が全米7位の高評価!!

しかし、2022年11月にユニオンバンクは米国中堅銀行であるU.S. Bankに株式譲渡され、我が家の口座も自動的にU.S.Bankに移行されました。

その後、三菱UFJ銀行では、U.S. Bankの新規口座開設の取次を再開しましたが、23年以降は口座開設の対象者が厳しく限定されてしまいました。

三菱UFJ銀行にお取引がある満18歳以上の日本居住の個人で、米国ビザを取得し、原則90日以内に米国に居住予定のお客さま(米国籍の方はビザ不要)

三菱UFJ銀行 海外口座ご紹介サービス 《U.S. Bankへのお取り次ぎ》

読者の方からFirstradeへの送金を前提に良い代替案はないかと相談を受け、以前の記事「海外移住で残すべき銀行口座はどれだ?」で紹介した5つの銀行を再調査してみた結果、プレスティアSMBC信託銀行が意外とイケてるかもしれないという事がわかりました。

プレスティアSMBC信託銀行では、資産運用に強い金融サービスのユニークな組み合わせを提供されています。

今回の記事では、プレスティアSMBC信託銀行を掘り下げて解説します。

プレスティアSMBC信託銀行とは?

プレスティアSMBC信託銀行は、三井住友フィナンシャルグループの傘下の信託銀行です。

信託銀行とは、個人や企業の資産を預かり、その資産を元に投資信託や不動産投資、相続対策などのサービスを提供する銀行のこと。

当初は地味な存在であった同行は、2015年に海外赴任向けにサービスを提供する企業と業務提携し、グローバルな顧客を重視したサービスを強化することで活路を見出しました。

外貨サービスの概要

プレスティアの口座開設をすると、次の2つの口座が利用可能になります。

サービス説明
円普通預金口座円普通預金
マルチマネー口座多通貨(17通貨)口座、海外送金など

グローバルパス(銀行口座デビットカード)を利用することで、円貨はもちろんのこと、外貨口座に貯蓄した通貨両替しで現地の買い物の支払いや、ATMからの出金に利用できます。

ユニークな特徴

プレスティアでは、適用条件に応じて獲得できる3段階の特典が魅力的です。
2023年4月に改定された新条件主な特典は、次のとおりです。

ステータス月平均
総取引残高
月平均
資産運用残高
国内円振込
海外送金
外貨購入
為替手数料
※2
海外
カード利用
還元率
ゴールド
プレミアム
5,000万円
相当額以上
300万円
相当額以上
無料70%
割引
1.5%
ゴールド1,000万円
相当額以上
300万円
相当額以上
無料50%
割引
1.0%
デジタル
ゴールド ※1
300万円
相当額以上
無料50%
割引
1.0%

※1 特典は、インターネットバンキング or ATM(キャッシュカード利用)での取引が対象。= 窓口は含まず。
※2 対象通貨は6通貨(米ドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、イギリスポンド、カナダドル、ユーロ)。

まだそこまでの資産運用額がない…というあなたも諦めるのはまだ早い!

企業向け特別優待プログラム「PRESTIA Bank at Workプログラムの対象企業にお勤めであれば、上記条件を満たさない場合でも優遇が受けられるそうです。

資産運用の対象商品

資産運用の対象となる商品は次の通り。
普通に外貨預金が無難そうですね。

・外貨預金
・ローン借入残高の25%
・投資信託
・金融商品仲介取扱商品
・保険商品
・合同運用指定金銭信託
※ 円建て仕組預金は対象外です

プレスティアの利用におすすめな方

プレスティアSMBC信託銀行は様々なサービスを提供していますが、特に次のような方に最適です。

海外駐在員

海外居住後も利用可能なマルチマネー口座により、多通貨取引国際送金に対応できるプレスティアの口座は大活躍間違いなし!

テクノロジーに精通した個人

デジタル・バンキング・ソリューションを好む人々は、グローバルな人材向けに最適化されたプレスティアのテクノロジーとオンライン・サービスを活用する潜在能力があります。

海外口座とのやり取りが必要な方

もともと海外から日本に赴任する外国人向けに提供されるサービスなので、グローバルな取引はお手の物。海外の銀行や証券口座と取引したい方や、海外でのビジネスを展開されている方など、海外口座との取引もスムーズです!

銀行口座への振込はなんとかなるケースが多いですが、証券口座は若干ハードルが高い…。

僕のソニー銀行からFirstradeへの送金は拒否されてしまいましたが、プレスティアなら着金も確認できているようです。

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他の金融機関との比較

プレスティアSMBC信託銀行は、競合とどのように比較されるでしょうか?

以下に、国内主要銀行の海外送金に関する基本手数料(最低価格順)を表形式でまとめてみました。

銀行名海外送金
(最低)
海外送金
(最大)
受け取り
(被仕向送金)
楽天銀行750円4,750円2,450円
新生銀行2,000円4,000円無料
りそな銀行2,000円5,500円※店舗による
三菱UFJ銀行2,500円7,500円最低4,000円
ソニー銀行3,000円無料
三井住友銀行3,000円7,500円最低4,000円
プレスティア3,500円7,000円無料
みずほ銀行8,000円11,000円2,500円
※2023年12月現在

プレスティアのは、基本手数料でかなり高額な方なので、利用にはゴールドステータスの条件適用は必須と言えそうです。

口座開設の注意事項

プレスティアの口座を解説する前にいくつかのデメリットも補足します

プレスティア口座開設のデメリット

月額2,000円の口座維持手数料
日本在住者のみ限定
③ 新規口座開設が混雑中

それぞれ補足解説します。

月額2,000円の口座維持手数料

SMBC信託銀行プレスティアでは月額2,200円(税込)を口座維持手数料が必要です。

ただし、次のいずれかの条件を満たすことで、無料になります。

口座維持手数料が無料になる条件

① 前月の月間平均総取引残高の外貨部分が20万円相当額以上
② 前月の月間平均総取引残高が50万円相当額以上
③ 前月末時点でローン商品のお借入れがあること
④ 前月最終営業日の当行所定の時点でプレスティア マルチマネークレジットのお借入があること
⑤ 前月25日時点でSMBC信託銀行の提携クレジットカードの会員であること
外貨積立サービスの初回引落しがあった月の翌月以降、一定の積立がされていること

そもそもゴールドステータスを取得する前提であれば、①②のいずれかには当てはまりそうです。

日本在住者のみ限定

海外移住後も継続して利用可能なプレスティアですが、新規口座の解説に関しては、日本在住者に限定されています。

もし、口座開設が必要な場合は、日本居住中に口座開設を済ませておきましょう!

新規口座開設が混雑中

通常の口座開設では1〜2週間が見込まれていますが、現在口座開設の申込が混雑しており通常より時間が掛かるとの注意喚起が掲載されています。

もしお急ぎの場合は、早めのお手続きを心がけましょう!

結論 外貨預金300万円の余裕があれば選択肢のひとつに

今回の記事では、プレスティアSMBC信託銀行を掘り下げて解説しました。

海外送金が無料になるゴールドステータスをうまく活用すれば、海外移住や駐在で大いに役立ちそうな口座です。

しかしそのためには、300万円相当の資産運用をキープし続ける必要があり、資金に余裕がない場合は、利用は危ういかもしれません。

資産運用なので、当然増減のリスクもあり、例えば1ドル150円の時に1万ドル=300万円分の外貨預金をしても、1ドル100円になったら2万ドル=200万円換算なので運用資金が足りないみたいなこともありえます。

資産運用は余裕を持って、ご利用は計画的に!

ではまた!

よくある質問 – FAQs

プレスティア SMBC 信託銀行が提供する主なサービスは何ですか?

個人向けバンキング、投資オプション、国際的なバンキング・ソリューションを提供しています。

プレスティア SMBC 信託銀行は海外駐在員に適していますか?

もちろんです。しっかりとした国際的なバンキング・サービスを提供しており、海外駐在員にとって理想的な銀行です。ただし、口座維持費がかからないよう無料条件に注意しつつ利用しましょう!

プレスティア SMBC 信託銀行のデジタル化は他行と比べてどうですか?

プレスティアSMBC信託銀行は先進的なデジタルプラットフォームで知られており、技術に精通した顧客にとって使いやすくなっています。

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